マダニに噛まれた!

6回も!!

今年は、おちんちんが2回、太股の内側が2回、足の指が2回

の計6回噛まれてしまいました。

うちの畑は、土壌の生態系を豊かな状態に保持するため、草は刈らずに

自然な状態にしているので、土の状態が良くなるに連れ、草も年々、

より元気に生育してくれるようになって来ています。

なので畑では、草の中をかき分けながら作業をすることになるのですが、

そうなると、自然にマダニが体にくっついて来ちゃうのです。

写真のこ奴は、脛のあたりを股間に向かって歩いているのを、偶然にも

捕まえることが出来ました。まだ血を吸う前の状態です。

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血を吸うとこんなに膨れ上がります。

皮膚の柔らかい所が好きなんです。

血を吸ってお腹がいっぱいになると、ポロっと落ちるのですが

血を吸われるときは、かなり痛いんですよ。

ウイルスを持っているマダニに噛まれると、死んでしまうことも

あるので、本当に注意しないといけないのです。

毎年マダニに噛まれて何人も亡くなっています。

昨年噛まれた時は、微熱と下痢が一週間ぐらい続きました。

困ったことに、被害は畑に行っていない、妻にも及びました。

私が、マダニのついた服で、家の中をうろうろするものですから

妻も4回噛まれてしまったのです。妻は耳たぶを噛まれて赤く腫れて

しまったので、病院に行って取ってもらいました。

妻に滅茶苦茶怒られたので、真剣に対策を考えました。

対策①スパッツとゴムバンド

長靴とズボンの間から侵入されないように、スパッツを履き

スパッツがずれ落ちて来ないようにしっかりとゴムバンドで

固定。

対策② インナーパンツ

マダニは股間が大好きなんですよ。おちんちんを噛まれないように

インナーパンツでしっかり、股間をガード。

 

対策③ ダニ除けスプレー

畑に行く前に、服とズボンにダニ除けスプレーを念入りに噴射。

対策④ 防ダニ洗剤

服自体を防ダニ状態にするため、防ダニ洗剤で洗濯。

これだけやっても安心できないので、道具類は家に持ち込まず

服は外で脱いで、洗濯機の中にすぐに入れることで、ようやく

マダニの被害が出なくなりました。

畑仕事も命がけになってきました。

暑さ対策 その①

ようやく梅雨が明けました。

これでジメジメした鬱陶しい天候から解放されましたが、今度は

太陽ギラギラの真夏がやって来ました。

屋外作業者にはとても厳しい季節になりました。

この時期、暑さ対策が特に重要になって来ますね。

と言う訳で、ヤッケを買っちゃいました!

え?!真夏にヤッケ着て作業するの?というあなた。

実はこのヤッケ、空調服なんです。

背面の下の方に二つの黒い穴が空いているでしょ?

これがファンになっていて、ここから空気を取り込むようになって

いるのです。

製品の袋に入っていた写真です。背中から風が吹き込んで涼しそうな

写真でしょ?

実際に着てみると、背中に扇風機があるみたいで、

体の中を風が吹き抜けていきます。

服の中を風が通っていくのは、初めての感覚ですが、

とても快適なんです。

バッテリーも8時間持ちますので十分ですね。

もう手放せなくなってしまいました。

屋外作業者には必需品になると思います。

“ホスト”になります。

言うまでもありませんが、“ホスト”と言っても ホストクラブ

のホストではありません。

ところで、

WWOOF(ウーフ)と言う言葉、聞いたことありますか?

これは、

World Wide Opportunities on Organic Farmers の頭文字なのです。

直訳すると “世界に広がる有機農場での機会” っていう事です。

いったいなんじゃこりゃ? ですよね。

具体的に書くと

「旅人が、有機農業やオーガニック的な生き方を学ぶために、農家へ

行き、短期間、家族のようになって農家の手伝いをして、その代わりに

食事と寝る場所を提供してもらう、というお金のやり取りのない交換

の仕組み。そのことで、双方が会話や文化交流を楽しみ、自分自身を

向上させていく」

という仕組みなのです。

こう書くと、単に労働力と寝食の場所の交換のようですが、実際はとても

奥が深いのだそうです。

農家と旅人は技術を教え合ったり、生活の知恵を伝授したり、将来の夢を

語り合ったり、悩みを聞いたり励ましたりと、あらゆるところで限りない

交換をします。家族のようになって相手のことを考えながら、心と心を

交流していいきます。

WWOOFは、学習の場だったり、人と出会う場だったり、人生の中の寄り

道だったり、修行の場だったり、抜け道だったりする。日々の生活の中で

ほっとできる隠れ家のようだったりします。

WWOOFには二つのグループがあります。一つは有機農業を営む農家で

ホスト」と呼ばれます。

もう一つは旅人で「ウーファー」と呼ばれます。

旅人であるウーファーの7割は20代の若者で、日本でのウーファー

登録者の8割近くが外国人なのです。中でも、アメリカ、台湾、フラ

ンスが上位3か国なのです。

WWOOFと言うお金を介さない “あげる”そして“もらう” と言う仕組

みは、お互いが相手のことを考え、相手に何かしてあげようと考えます。

そのバランスを常に考えなければならなず、ある意味とても面倒くさい

仕組みです。

だからこそ、短い期間でもその贈与と言う感情が濃厚となり、相手との

つながりが固く感じられ、この新たに発生した他者とのつながりが幸せな

気分を自然に発生するのだとか。。。。

こちらの本に詳しく書かれています。

様々な準備が必要なので、まだまだ先の話なのですが、ホストに

なるために、英語の勉強を始めたのであります。

目的があると頑張れますね!

 

自然からの美味しい贈り物。


この時期、島の道を走っていると、あちこちに

薄オレンジ色の実をつけた木が目につきます。

これ、琵琶の木なのです。

私の畑にも何本か野生の琵琶の木があって、毎年

沢山の実をつけてくれます。

よく、畑作業の休憩の時に、この実を取ってきて

木陰で食べるのですが、甘くてとても美味しいです💛

ただ、摘果していないので、どれも小粒で食べる

ところがとても少ないのが、残念です。

なので、来年は蕾の時にしっかり摘蕾して大きな

果実を生らせて、自然からの恵みを堪能したいと

思っています。