燦燦農園のロゴです。

燦燦農園のロゴを作りました。
切手風のデザインにしてみましたが、どうでしょうか?


普通は“イラストレーター”とか言うソフトを使って作るのでしょうね。
調べてみると値段がメチャクチャ高いので、ネットにあるフリーソフトを調べて、その中で“Inkscape”と言うドローソフトで作りました。高機能なのに私のような全くの初心者でも使えます。使い方の本も売ってます。お勧めですよ。

一隅を照らそう

農園の名前ですが、「燦燦農園」とつけました。英語表記は「SUN2 FARM」です。
もともと“燦”という字が好きだったこともあるのですが。
“燦燦”を辞書で調べると“太陽などが光輝くさま”と出ています。
私が移住した大三島は瀬戸内海に浮かぶ島で、瀬戸内式気候に属し、降水量が少なく,晴天日数や日射量の多いことが特徴で、更に周りを海で囲まれているため冬も温暖なのです。
太陽と出会える日が多いので、そんな“燦燦と光輝く太陽の恵みを浴びて育った果物の農園”という意味でつけました。
“燦燦”と“SUN2”
漢字と英語が同じ発音で意味もほとんど同じで、なかなかいいでしょ?(笑)
ところで、“光輝く”と言えば昨日、比叡山延暦寺に行って参りました。
そこに立っていた石碑がこれ


「一隅を照らす」と言う言葉は比叡山を開かれた伝教大師・最澄の言葉だそうで、延暦寺関連のHPにこの言葉の意味についてこう書かれてありました。
“一隅(いちぐう)とは、今、あなたがいる、その場所です。あなたが、あなたの置かれている場所や立場で、ベストを尽くして照らして下さい。あなたが光れば、あなたのお隣も光ります。町や社会が光ります。小さな光が集まって、日本を、世界を、やがて地球を照らします。
あなたの一隅から世界を照らしましょう!一人ひとりが輝きあい、手をつなぐことができれば、みんなが幸せになり、すばらしい世界が生まれます。”と。
いや~いい言葉ですね。
改めて私もこの“燦燦農園”を通して、少しでも光輝き“一隅を照らす”ことができるよう精進して参りたいと思った次第です。

Make a difference!

農園のもう一つの経営方針が、これ

Make a difference

直訳すると、“違いを作る”という事になるのでしょうか。
サラリーマン時代、師匠からよく“人と同じ物を作っていて高く売れないって言うんじゃない”と言われていました。
農産物の場合、あらかじめ品種が決まっているので、違いを作るというのは中々難しいのですが、もの作りにおいて、何か違いを作っていくことを心掛けたいと思っています。
更に“make a difference”には、もっと広い意味があるようです。
「フレンドシップ フォース日本」

と言うサイトの中でこう書かれています。
、「何かの行動を起こす前と後とを比べて、明らかに今迄と違った、新たな価値ある変化を作り出すこと」
そして
小さな新しい行動が大きな変化を生み出す第一歩である」これが<Make a difference>の精神なのだと。

私は雷に打たれたように、全身に電流が流ました。
一つの言葉で、もの作りの精神と生き方の精神の両方を含んでいるすばらしいフレーズに巡り会う事ができました。
この二つの精神を忘れず農園経営をして行きたいと思っています。
名刺の農園の名前の上の所にこの言葉を入れました。

“百術不若一誠”

うちの客間に飾ってある書です。
最初、なんて書いてあるのかわからなくて。。。。
“百術”と“若かず”は何とかわかったのですが、最後の“一〇”が。。。。一の横の文字がわかりませんでした。


ある日、法事があってその時にご院家さんが、この書についてお話をしてくださいました。
この書は東洋大学の創設者である“井上円了”という方が書かれたもので、「百術不若一誠」と書いてあるそうです。
意味は“百の権謀術数も一つの誠には敵わない”という意味だそうです。
その話を聞いた時に、不器用な自分にピッタリの言葉だなぁと思いました。
なので、これから自分が農園を経営していく際の経営方針の一つにしようと決めたのでした。
“誠”を貫いていきます!