我が家のガードマン

僕がパソコンをしていると、これからパトロールに行ってきますと
挨拶に来ました。大人の手と同じくらいの大きさの“蜘蛛”さんです。
今、5匹くらいが家の中をパトロール中です。

その数時間後、下の写真の左側のガラスに彼がいるのわかりますか?
どうやら獲物を捕まえているようなんです。

アップにしてみると。。。

ゲゲゲッ~!ひょっとして“ゴキちゃん”?
後で調べてみたら“コオロギ”でした。
こちらに来たころは、家中の人間がこの大きな蜘蛛を見ると大騒ぎして
いましたが、彼らは今ではすっかり家族の一員になっています。(笑)

順調に育っています。

2羽とも順調に育っています。
手の温もりを感じると、安心するようです。すぐ寝てしまいます。


人間のように上を向いて寝ちゃったりもします。

まるでチョロQのように人の後をついて来ます。

子供が産まれました!

8月に入って間もなく、チャボのピーちゃんが抱卵を始めたのです。
取り除いても取り除いても、他の雌が産んだ卵を集めてきて温め始める
ので、仕方ないので3個だけ温めさせることにしたのです。
そうしたらピーちゃんの娘が卵が無いのに隣で抱卵の真似を始めたのです。
このことが後々問題になるのですが。。。
暫くして、ピーちゃんの羽の下で一匹孵化しているのを発見しました。
更にもう一匹孵化しているのですが、何故だか親が面倒をみようと
しないのです。
育児放棄のようなので、家に連れて帰って私たちが育てることにしました。
タオルにくるまれて気持ちよさそうに寝ています。

3個の卵のうち、残った1個は温めるのを止めてしまって何日も小屋の隅
に転がっています。きっと途中で育たずに死んでしまったようなのです。
卵を処分しようと小屋から息子が卵を持って帰ってきました。
よく見ると一箇所穴が開いています。どうやら殻を割ることが出来ずに力
が尽きてしまったようなんです。
裏庭の畑に埋めるために卵を持って出ていった息子が“卵が動いた!”
と慌てて戻って来ました。
信じらないことですが、耳を近づけると中からピーピーと弱々しい鳴き声
も聞こえて来ました。まだ生きてたんです。
息子が恐る恐る卵の殻を割って見ると。。。出てきました。

元気が無くてほとんど動かないし、鳴かないし、これは助からないなぁと
思いましたが、しばらくタオルにくるんでいたら、ラッキーな事に元気に
なってくれました。
結局、孵化した3羽のうち2羽は僕達が育てることになってしまったの
ですが、困った事に小屋には雛が1羽だけになってしまいました。
抱卵していた母親とその隣で一緒に抱卵の真似をしていた娘が、その1羽
をめぐって子供の取り合いの喧嘩を始めてしまったのです。
てっきり母親が勝つと思われましたが、何と娘が勝ってしまったのです。
かなり激しい喧嘩だったようで母親は目の上から出血していました。
それからというもの親子の関係が逆転し、母親が娘に小突かれています。
鶏は一直線の序列を作って上位の者が下位のものを突っつくんです。
母親が娘を突っつくのはまだわかるのですが、逆転すると習性とはいえ
母親が可哀想ですね。
別の小屋を新たに作らなければならないかもしれません。