TPPについて

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畑でラジオを聴きながら仕事をしていると、この時期国会中継を
やっていることがあります。
今は23年度の予算審議が行われています。
私も農家のはしくれなので、“TPP”についてちょびっと関心が
あるので注意して聴いているのですが、共産党の志位委員長の話が
とても分かりやすかったので、志位氏のHPから抜粋させていただきました。
志位氏は、菅政権が推進するTPP(環太平洋連携協定)について、
仮に日本が参加した場合、アメリカとの2カ国だけで参加・交渉国の
GDP(国内総生産)のうち90・8%を占めることになるとして、
「日本にとってのTPP参加は、例外なしの関税撤廃を原則とする、
日米FTA(自由貿易協定)締結となるということだ」と指摘。
「『アジアの成長の取り込み』どころか、アメリカの対日経済戦略に
組み込まれることになる」と批判しました。
その上で、政府が目指す「食料自給率50%」と「関税ゼロ」が
どうしたら両立できるのかと追及。農水省が2007年にまとめた試算で、
「大規模化」をやっても米国やオーストラリアとは太刀打ちできず、
価格補てんのため毎年約2兆5000億円をつぎ込んでも「自給率の低下等
は避けられない」と認めていると指摘しました。    (以上)

それにしても。“TPP”の話が丁度、尖閣問題で中国と揉めていた直後に
唐突に出てきた事を考えると、アメリカから安全保障を人質に実質的に
条件が極めてしい“日米FTA”を押し付けられたと言うのが真相なので
はないでしょうか?
近年台頭してきた、隣国中国とどのように対峙していくのか。。。
今の政府は軍事だけでなく経済もひっくるめてアメリカの傘下に入ること
で対応しようとしているようです。果たしてこれが開国と言えるのでしょうか?
私のような零細農家は、どんな状況になろうとそれに適応して生き延びて
いくしかないのですが、TPPに参加して今後食糧自給率がさらに減少して
いき、そこに万が一天候不順等で食糧危機が起こったら。。。。。
菅総理の答弁を聞いていると明確な自給率向上への手立てを持っていないようです。

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