新しいレモンのご紹介で~す。

今年の春に植えたレモンの苗です。

葉っぱに“斑”が入ってるんですよ。可愛いいでしょ?

ピンクレモネード”という品種です。

その名の通り、果肉が淡いピンク色しています。

そんでもって、外皮も変わっていて、黄色と緑色の

縞模様の果実が生るのですよ。珍しいでしょ?

今年30本植えてみました。

ただ、苗の購入にあたってはかなり悩みました。

葉っぱに斑が入っているから、その分、光合成能力

が劣ってしまうので、果たして自然農法、無肥料で

育つのかどうか?自信がありませんでした。

実際に植えてみたら、案の定 春芽が出て来なかった

のです。

こりゃ厳しいなぁ~っと落胆していたのですが。。。。

春の間、じっと体質改善していたようで、夏になり

気温が高くなるにつれて、何とかうちの畑に適応して

くれて、夏芽が出てきた時には、メチャクチャ嬉しか

ったです。

そして今は秋芽も出てきて、順調に育ってくれています。

今から収穫が楽しみで~す

 

 

 

あちこち刺されたり、噛まれたりしてます。

今年もまたアシナガバチに刺されてしまいました。

左手が腫れて、皺が無くなり若返ったようです(笑)

実は先週も刺されていて、その時は右手が腫れて

若がえってました。

“ボ~っと仕事してるんじゃね~よ!”

って蜂さんに2週続けて叱られてしまいました。

昔だったら心が折れて、家に引き返して氷で

冷やしながら、しばらく休憩していたのですが、

最近では、刺された箇所の毒を絞り出して、

後はそのまま作業を続けています。

随分と逞しくなりました。

でも。

手を刺されるなんてのは、まだいいんですよ。

この前などは、股間にぶら下がっている金※袋が

急に痛くなって、通常の2倍くらいに腫れあがった

ことがありました。この時は一体何に刺された

のか未だにわからないままです。

前にも大事な場所をダニに食いつかれたことがあって、

長靴とズボンの間から虫が侵入して来ないように

スパッツは必需品になっています。

このようにして、下からの侵入は防いでも、毛虫や

クモや見たことないような虫たちが、あっちこっち

から体にくっついて来ます。

草茫々の自然の中で栽培してると、こんな厄介なこと

もありますです。はい。

 

まるでリンゴのよう。。。

昨年、植えた“アップルキウイ”の苗の内、樹勢の

強い木に花が咲いたので、試しに受粉してみたら、

いくつか果実が生りました。

ご覧の通り、蔓にリンゴがぶら下がっているよう

ですね。

大きさも“紅妃”よりもに一回りくらい大きくて、

とても立派です。

果肉は黄色で、樹上で完熟させると、とっても

美味しいのだそうです。

11月の収穫時期が楽しみです💛

アゲハ蝶さん。もう許して~。

普通の人は春になってアゲハ蝶がヒラヒラ飛んでると、可愛らしい

なんて思うのでしょうか?

柑橘農家にとって。。。と言うか、農薬を使わない

柑橘農家にとっては、とてもやっかいな存在なんですよ。

葉っぱに白い丸い粒があるでしょ?

これが、アゲハ蝶の卵なのです。アゲハ蝶は柑橘の

葉っぱを好んで卵を産み付けるのです。

4~5日経つと卵からかえった幼虫が葉をムシャムシャ

食べちゃうのですよ。

特に葉の少ない苗木の時に何個も卵を産み付けられて、

数日ボ~っとしてると、いつの間にか、新芽を全部食べ

られちゃって、葉っぱが無くなっていることがあるのです。

なので、毎日1時間かけて苗木の卵を除去して回るのですが、

翌日行くとまた産み付けられているwwww。

もうエンドレスなんですよ。もう許して~(涙)

 

でもですね。99%の柑橘農家はこんな悩みはないのです。

最近は良い?農薬が開発されているのです。

それは“浸透移行性農薬”と言って、地面に農薬の顆粒を撒くと

植物が根から農薬を吸収して、それが茎や葉など植物全体に農薬が

移行し、植物全体が毒性を持つようになるっていう代物なのです。

だからどこを齧っても、あの世行きなのです。

しかも、これまでのように、表面に農薬を付着させるのではないので、

雨によって流れ落ちてしまうことも無く、効果が長持ちするのです。

そう考えると、アゲハ蝶も子孫を残すの大変なんだよね~。。。。

 

 

 

ヘアリーベッチがやって来た!

どこからやって来たのか?不思議なのですが、

今年はみかん畑のあちこちに“ヘアリーベッチ

が繁茂しています。

ヘアリーベッチはカラスのエンドウと同じくマメ科で

根粒菌による空気中の窒素固定をしてくれる植物で

緑肥植物として種が販売されている植物です。

ヘアリーベッチはカラスのエンドウよりも密集度が

高くて、みかんの木が見えなくなるくらいに木を

覆ってしまうので、光が当たらず光合成が出来なく

なってしまうため、適時みかんの木を救出してあげ

なければなりません。

それでも土地を肥やすためにやって来てくれたあり

がたい来訪者です💛

当園には、葛やカラスノエンドウ、クローバーそして

ヘアリーベッチ等、マメ科の植物が自然にやって来て

くれました。

自然とはありがたいもので、人があれこれはからわ

なくても、ずと土地が肥えるようにるのですね~(^^♪

ありがたや。ありがたや。