ココロと島をつなぐサイクリストの聖地

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“しまなみ海道”を自転車で旅する“シクロツーリズム”を紹介しているHPを見つけました。是非、下の画像をクリックして大画面の動画でご覧になって下さい。
きっとあなたも自転車でしまなみ海道を走りたくなりますよ[emoji:e-51]

日本は、6000以上の島からなる世界第2位の島嶼部性(とうしょぶせい)※を有する国(世界第1位はフィリピン)です。中でも瀬戸内海には多くの島々があり、「しまなみ海道」は、大島、伯方島、大三島、生口島、因島、向島の6島をつないで愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ、全長約70kmの世界に類を見ない多島美と橋梁が織りなす芸術的な風景を楽しめる橋です。
最近では、自転車で「しまなみ海道」を渡り、途中島の中を走りながら島の文化や食物や人々とふれあうことができる「シクロツーリズム(自転車旅行)」が魅力となっています。NPO法人「シクロツーリズムしまなみ」では五感をフルに使って地域をまるごと楽しむ新しい旅のスタイル「シクロツーリズム」の普及・提案を通して、持続的な地域づくりのために島民や行政、自転車旅行者との対話を続けさまざまな施策への展開を行っています。
“橋の絶景が人を呼び、自転車が人と人をつなぐ”。「しまなみ海道」は開通10年以上を経過し、瀬戸内に新たな文化を育くみはじめました
1.交差する“疾走感”と“停滞感”
 

愛媛県今治市と広島県尾道市との間を6本の橋で結ぶ、全長約70キロの「しまなみ海道」は、現在自転車愛好家がもっともお薦めするサイクリングコースとしても認知され(日経プラスワン2010年「何でもランキング~おすすめのサイクリングコース~」1位を獲得)、海外からも注目を集めはじめています。
日経プラスワン「何でもランキング~おすすめのサイクリングコース~」(2010年発表)
1位 瀬戸内海横断自転車道(広島県尾道市~愛媛県今治市、80.4キロ)
2位 メイプル耶馬サイクリングロード(大分県中津市、36.1キロ)
3位 びわ湖よし笛ロード(滋賀県近江八幡市~東近江市、26.2キロ)
4位 荒川自転車道(埼玉県さいたま市~滑川町、45.9キロ)
5位 筑波自転車道(茨城県桜川市~土浦市、40.1キロ)
瀬戸内の美しい島々や海を眼下に自転車を疾走させる「しまなみ海道」でのサイクリング体験は他では味わえないものです。走破したサイクリストに「まるで空を走っているみたい」と言わしめる独特の感覚も人気となっています。またクロスバイク、マウンテンバイク、子ども用、電動アシスト自転車など自転車愛好家向けだけではなく家族連れや初心者にも適したレンタサイクルを多く揃え、14ヶ所ある自転車ターミナルでの乗り捨ても可能なことなど、施設や設備の充実もファン拡大につながっています。
しかし、良いことばかりではありません。架橋のおかげで年間数百万人もが訪れる人気の観光地となった「しまなみ海道」ですが、逆に通過型の旅行者が増加し、以前よりも島内での滞留時間が短くなるという副作用が現われてしまったのです。また、過疎・高齢化の進行、農漁業の衰退、商店街の疲弊など地域の課題もしだいに浮き彫りになってきました。「しまなみ海道」が運んでくれた”疾走感”と島々が抱える過疎化などの”停滞感”、地域が抱える難しい課題を解決する手段として島民が選んだのは”自転車”でした
続きはHPでどうぞ♪上の画像をクリック

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