いつの間にか、海岸道路脇の廃屋の2階の軒先に大きなスズメバチの
巣が出来ていました。
ご覧のように10月の上旬ころまでは、活発に蜂たちが出入りして活動し
ていたのですが。。。。
今日久しぶりに見に行ったら、巣は更に二回りくらい大きく立派になって
いましたが、蜂の姿は無くひっそりとしていました。
冬が来る前に立派な巣を作って、きっとこの巣の中で蜂たちは越冬する
のだと思っていたのです。
ところが調べて見ると、巣は1年限りなんですって。冬になると巣はもぬけの殻
となり、秋に生まれた新女王蜂だけが生き残って、土中や木の切り株の中で
越冬して、翌春に一人で一から新しい巣を作り始めるのだそうです。
だったら、こんなに立派な巣を秋口までせっせと作る必要があったのか?
と疑問に感じてしまいました。スズメバチの一生って意外と儚いですね。
昔、爺さんが玄関にスズメバチの大きな巣を吊るしていました。
スズメバチの巣は出入口が1つだけで、そこに多くの蜂が出入りするこ
とから、千客万来、商売繁盛の縁起物とされているそうです。
もう少し寒くなって、蜂たちが完全にいなくなった頃に巣を取ってきて
インテリアとして玄関に飾りたくなりました。