百姓のすすめ。半農半Xから。。。

もし今の仕事がなくなったら…」 そんな不安を抱えていませんか?

かつて、私たちは誰もが「百の仕事」を持つ百姓(ひゃくしょう)でした。 家を直し、道具を作り、そして土を耕す。

『半農半X』。 それは、ひとつの大地に根を張りながら、 自分の「好き」や「得意」を自由に咲かせる生き方です。

土に触れる時間は、心をリセットしてくれる。 食べるものを作れる自信は、挑戦する勇気をくれる。

「何者か」にならなきゃと焦るより、 「ありのまま」の自分で、百の顔を持つ。 そんな、新しくて懐かしい暮らしの物語を作りました。

あなたは、大地の上でどんな「X」を叶えたいですか?

都会の喧騒の中、タクは光り輝くスクリーンの前で立ち尽くしていました。便利な暮らし、途切れない仕事。けれど、彼の心の中にはいつも、ぽっかりと穴が開いたような空虚感がありました。「自分の手で、何かを育てて生きてみたい」。その思いが、彼を遠く離れた山あいの村へと向かわせました。

村に降り立ったタクは、小さな畑を借りました。土の匂い、鳥の声。彼は夢中でクワを振り、小さな苗を植えました。「これで、今日から僕は農家だ」。土に触れる喜びが、都会で乾ききった彼の心を潤していくようでした。

しかし、自然は優しいだけではありませんでした。ある夜、激しい嵐が村を襲いました。翌朝、タクが慌てて畑に駆けつけると、大切に育てていた苗はすべてなぎ倒され、土砂に埋もれていました。「こんなはずじゃなかった」。農業の厳しさと、不安定な現実に、彼は言葉を失いました。

途方に暮れるタクの前に、隣の家に住むベテラン農家のゼンがやってきました。ゼンは折れた苗をそっと拾い上げ、静かに言いました。「土の相手は時間がかかる。焦らんでいい。自然が相手の仕事は、いつだって計算通りにはいかんもんさ」。

ゼンはタクを自分の家へ招き、壁に掛けられたたくさんの道具を見せました。そこには農具だけでなく、大工道具や、筆、そして古いそろばんまでありました。「『百姓』というのはな、百の仕事ができる人のことだ。農業一本で食おうと思いつめることはないんだよ。」

「半農半X(はんのうはんエックス)という生き方がある」。ゼンはタクに教えました。半分は食べるための農業、そしてもう半分は、自分の得意なことや好きな仕事で現金を得る。そうして心のゆとりを持ちながら、ゆっくりと大地に根を張っていく方法です。

タクはかつて都会で培ったデザインの仕事を、再び始めることにしました。午前中は畑で汗を流し、午後はパソコンに向かってロゴを描く。農業が不安定な時期も、デザインの仕事が彼の生活を支えてくれました。それは、単なる「副業」ではなく、彼を形作る大切な二つの車輪でした。

季節が巡り、再び収穫の時期がやってきました。今度は嵐を乗り越え、いくつかの野菜が立派に実りました。多くはありませんでしたが、自分の手で育てたトマトをかじった時、タクはこれまで味わったことのない力強い生命の味を感じました。ゼンも横で、満足そうに頷いています。

タクの「X」であるデザインのスキルは、村の人々にも喜ばれました。近所に住むソラが作るジャムのラベルを、タクが新しくデザインしたのです。村の特産品が新しく生まれ変わり、人々の間に笑顔が広がりました。農業と別の仕事が、思わぬ形で結びついた瞬間でした。

夕暮れ時、タクは自分の畑を見渡しました。収入は都会にいた頃より少ないかもしれません。けれど、彼の手は土で汚れ、心はかつてないほど満たされていました。一歩ずつ、この大地とともに生きていく。百の可能性を秘めた「百姓」への道は、まだ始まったばかりです。

自然農法は有機農業に含まれるのか?

農業関係の書籍では、自然農法は有機農業の一部と書かれています。

ある一面を捉えれば、そうなのでしょう。。。

「有機農業の推進に関する法律」による有機農業の定義は以下のとおりです。

  1. 化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない
  2. 遺伝子組換え技術を利用しない
  3. 農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する
    農業生産の方法を用いて行われる農業です。

確かに、化学合成された肥料や農薬を使わないという点においては、自然農法は

有機農業の一部かも知れません。

でもですね。自然農法家としては、モヤモヤするのですよ。。。。

自然農法を実践するうえで最大の難しさは何かというと、“無肥料”なのです。

土壌環境を整えて、人が肥料を施さなくても自然の循環の中で農作物が

自然に育っていくようにするのが、自然農法です。

一方、慣行栽培も有機農業も化学合成された肥料を使うか否かの違いは

あれど、作物に人為的に肥料を施すという点に於いては同じわけです。

農薬についても化学合成された農薬か否かの違いだけで、殺菌剤も殺虫剤も

使える訳で、基本的な農業技術は同じなんですよ。

という訳で、私の分類は下図のようになります。

いかがでしょうか?

青果物の輸出に係る残留農薬基準遵守強化運動

農水省が台湾向けの農作物の残留農薬基準順守強化運動を始めました。

以下、農水省のコメント——–

近年、特に台湾向けに輸出された日本産青果物について、他国と比べて基準値超過事案が多く発生している状況です。

農林水産省は、産地、流通事業者、輸出事業者等に対して、残留農薬基準遵守のための注意喚起を行っているところですが、基準値超過事案が発生しやすい11月~1月の3か月間、残留農薬基準の遵守の徹底を図るため、強化運動を実施し、関係者に対する啓発活動を強化します。

国内法には抵触しないが、台湾の基準には抵触して廃棄・積戻し

となってしまっています。

台湾向けの果物だけ農薬散布を控えたり、散布濃度を薄めて散布したり

するって。。。。。

なんかモヤモヤする。