ロゼットという生き方

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植物にとって冬の過ごし方はとても重要な問題なのです。

冬の時代を生き抜いたものだけが麗らかな春の光を浴びることが出来るのですから。。。

植物が生きていくためには、太陽の光を受けて光合成をすることが必要です。

しかし、太陽の光を受けようと葉を広げると寒さをモロに受けてしまいます。かといって

葉を丸めていては太陽の光を受けることができません。

さてさて、寒さを避けながら太陽の光を受けるにはどうしたら良いのでしょう?

そこで考えられたスタイルがこの写真です。

そうです。地面に張り付いて放射状に葉を広げるスタイルです。

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胸飾りの“ロゼット”に似ていることから、この冬越しのスタイルを“ロゼット”といいます。

外気に当たる面積は葉の表面だけ、葉の裏側は暖かい地面に守られています。

そして葉は太陽の光を目一杯受けられるように重ならずに放射状に広げています。

タンポポやオオバコ、ナズナ等がこのスタイルを選択しています。

とっても合理的ですね!

でも、ロゼットの秘密はそれだけではありません。

タンポポは冬の間、ただ地面にひれ伏して寒さに耐えているだけではありません。

精一杯広げた葉に受けた太陽エネルギーで光合成を行い、地面の下の根っこに

栄養を蓄えているのです。

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考えてみてください。冬の寒さを乗り切る最も安全な方法は種子です。

何も寒い冬の時期に葉を広げる必要は無いのです。

それでもなお、冬に葉を広げて頑張っているロゼットがいます。

春が来ない冬はない。。。。

やがて辛かった冬も終わり、暖かな季節が訪れると、じっと耐え忍んでいたか

に見えたロゼットは蓄えていたエネルギーで茎を伸ばし、一気に花を着ける

ことが出来ます。

土の中で安全に冬を越していた種子は芽を出しても、花を着けるまでに時間を

要します。

冬の時代の頑張りが、そのまま春の成功につながるのです。寒さの中で沢山の

栄養分を蓄えた株ほど大きく成長し、沢山の花を咲かせることが出来ます。

冬があるからこそロゼットは他の植物に対して優位な立場に立つことが出来た

のです。そう考えるとロゼットにとって厳しい冬の時代は決して耐え忍ぶものでは

なく、成功するために不可欠な勝負の時期なのです。

ロゼットは冬の寒さに逃げること無く、冬の時と向き合って生きる道を選びました。

そして、冬の寒さを味方につけ成功のために無くてはならないものにまでしたのです。

私たちも春に備えてエネルギーをしっかり蓄えるとしようではないか!

「植物」という不思議な生き方より抜粋

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厳しい冬の時期をどのように過ごすのか?ロゼットの生き方、とても勉強になりました。

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