熟してないみかん。

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みかんを市場に出荷する場合、早く出すほど高い値段がつきます。
最初に出荷した値段から1週間経つ毎に20%づつくらい安くなっていくのです。
ですから、2週間経つと最初の値段から40%近くも安くなってしまいます。
需給のバランスで値段が決まるのですから、これは仕方ありません。
ただですね。本当に美味しいみかんは、樹上に長いこと成らせて置いたみかんなのです。
しかし今のシステムではそのような美味しいみかんは安くでしか出荷できませんから、農家は少しでも値段が高い内に出荷しようと、果実の着色が2割程度の青いみかんを
せっせと急いで収穫して出荷します。
その結果どうなるのか。。。
熟していないあまり美味しくないみかんが大量に、しかも高い値段で出廻ることになります。
昨今の消費者のみかん離れは、剥くのが面倒とかという以前に、美味しくないみかんを買ったことによる、拒否反応が出ているのではないでしょうか?
みかんの本当に美味しい時期に出荷されるものほど、一番高い値段で出荷される
ようになれば、農家も青い果実を慌てて収穫する必要はなくなり、本当においしい
みかんが市場に出廻ることによって、消費者の皆さんも、こんなに美味しいのなら、
みかんを食べようということになるのではないでしょうか?
しかし、そうなるとみかんの出荷時期が集中してしまい需給のバランスが崩れて値段が安くなって。。。。
ん。。。。。うまくいかないなぁ。
調べてみると、未熟の段階で収穫して出荷するのは“みかん”に限らないようです。
そうか!わかった!市場流通ではなく、直販で買えばいいんだ!!
(すみません。ちと強引すぎましたね。[emoji:e-257])

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