安心・安全なレモンを選ぶチェックポイント





直売所レモン購入者向け解説資料


「皮まで安心」の本当の意味をご存知ですか?

ネット直売所のレモン選び:防腐剤・ワックス不使用と『農薬不使用』の決定的な違い

ネットの農産直売所などでレモンを購入する際、「防腐剤不使用」「ワックス不使用だから皮まで安心・安全!」というキャッチコピーをよく目にされるかと思います。「これなら安心、皮ごとレモンハニーやレモンサワー、お菓子作りに使える」と購入される方も多いのではないでしょうか。

しかし、ここに大きな消費者の誤解が隠されています。実は、「防腐剤・ワックス不使用」=「栽培期間中に農薬を使っていない(無農薬)」という意味では全くありません。本資料では、現代の柑橘類栽培で広く使われている「ネオニコチノイド系農薬」の実態を通して、皮まで本当に安全に食べるために知っておくべき知識をわかりやすく解説します。

1. 「防腐剤・ワックス」と「栽培農薬」の決定的な違い

まず、レモンに表示される「防腐剤(ポストハーベスト)」と、育てる段階で使われる「農薬」は、目的も使用されるタイミングも全く異なります。

分類 使用されるタイミング 主な目的 残留する場所と対策
防腐剤
(防かび剤)
収穫後(ポストハーベスト)に散布または浸漬 長距離輸送や保管中にカビが生えるのを防ぐため(主に外国産に多い) 主に皮の表面に付着。
しっかり洗うことで一定は落とせる
ワックス 収穫後に表面に塗布 果実の乾燥(水分蒸発)を防ぎ、見た目のツヤを良くして商品価値を保つため 皮の表面のみ。
湯洗いや洗剤で落とすことが可能
栽培農薬
(殺虫剤など)
栽培期間中(畑で育っている間)に散布 害虫(カメムシ、アブラムシなど)や病気から果実や木を守り、収穫量を確保するため 現代の農薬は果実の内部(果肉・果汁・皮全体)に染み込むため、洗っても落ちない

つまり、「防腐剤・ワックス不使用」という表示は、単に「収穫した後に、長持ちさせるための薬品(ポストハーベスト)をかけていません」と言っているに過ぎず、栽培中にどれだけ農薬が使われたかは一切説明していません。国産レモンであれば、そもそも収穫後の防腐剤使用は原則禁止されているため、特別なことではないのです。

2. 洗っても落ちない現代の農薬「ネオニコチノイド」とは?

栽培中に使われる農薬の中で、現在最も警戒されているのが「ネオニコチノイド系農薬(通称:ネオニコ)」です。1990年代から世界中で急速に普及した比較的新しいタイプの殺虫剤です。

従来の農薬(有機リン系など)は、主に植物の「表面」に付着するため、雨で流されたり、食べる前に水でしっかりと洗ったり皮を剥いたりすれば、ある程度避けることができました。しかし、ネオニコチノイド系農薬は全く異なる性質を持っています。

最大の特徴は「浸透移行性(しんとういこうせい)」

ネオニコは水に非常によく溶ける性質(水溶性)を持っています。そのため、柑橘類の木に散布されると、葉や根、皮から吸収され、植物全体の細胞、つまり「皮の内部、果肉、果汁」にいたるまで、レモン全体に行き渡ります
この性質を「浸透移行性」と呼びます。

「皮まで安心」の盲点

ネオニコチノイド系農薬は植物の細胞の内部にガッチリと取り込まれてしまうため、「いくら水でゴシゴシ洗っても、洗剤を使っても、熱湯で茹でても、絶対に洗い落とすことができません」。そのため、「防腐剤不使用だから皮ごとスライスして紅茶やレモンサワーに入れる」と、内部に浸透していたネオニコ成分がそのまま体内に取り込まれることになります。

3. ネオニコチノイド系農薬がもたらす影響とリスク

これほど便利で強力なネオニコですが、近年その重大な毒性と環境・人体への悪影響が世界中で科学的に実証され、大きな問題となっています。

  • 生態系への致命的な影響(ミツバチの大量死):
    ネオニコは強烈な「神経毒性」を持っています。昆虫の脳にある神経伝達物質(アセチルコリン)の受容体に結合し、神経を狂わせて麻痺させます。これにより、受粉を助けるミツバチが方向感覚を失って巣に戻れなくなる「蜂群崩壊症候群(CCD)」を引き起こす直接原因であることが判明し、EUでは2018年に主要なネオニコ系農薬の屋外使用を全面禁止しました。
  • 人間の脳や神経、子どもの発達への影響(環境ホルモン作用・シグナル毒性):
    「虫には効くが人には安全」とされてきましたが、人間と昆虫の神経伝達の仕組みは非常に酷似しています。近年の研究では、ごく微量であっても人間の脳の受容体に作用し、胎児の脳発達や子どもの発達障害(自閉症やADHDなど)のリスクを高める可能性(シグナル毒性・環境ホルモン作用)が指摘されています。実際に、日本人の多くの血液や尿、赤ちゃんのへその緒(臍帯血)からもネオニコの代謝物が検出されています。

4. 賢い消費者になるためのチェックポイント

ネット直売所で「本当に皮まで安全なレモン」を選び、ご家族の健康を守るためには、言葉の表面だけでなく、栽培方法そのものを確認することが大切です。

  1. 表示の「裏側」を読み解く:
    「防腐剤不使用」「ワックス不使用」「ノンポストハーベスト」という言葉だけで安心せず、商品説明欄に「栽培期間中:化学農薬不使用」や「有機JAS認証取得」「無農薬」などの記載があるか必ず確認しましょう。栽培方法について明記がない場合は、栽培中にネオニコをはじめとする通常の農薬が使われている(慣行栽培)可能性が非常に高いです。
  2. 生産者に直接確認してみる:
    ネット直売所やフリマアプリ(ポケットマルシェ、食べチョク、メルカリ等)であれば、生産者に質問機能を使って直接聞いてみるのが一番確実です。

    質問例:「こちらのレモンは、栽培期間中にネオニコチノイド系の農薬や化学農薬は使用されていますでしょうか?皮ごと使いたいので教えていただけますと幸いです。」
  3. 有機JASマークや「特別栽培」を選ぶ:
    最も確実なのは、国の基準で化学農薬の使用が原則禁止されている「有機JAS認証(オーガニック)」のレモンや、地域の基準に比べて農薬を大幅に減らし、ネオニコ不使用(ネオニコフリー)を明記して栽培された「特別栽培レモン」を選択することです。



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防腐剤・ワックス不使用だから安全安心なのか?

グリーンレモンの販売が始まっています。

農産産直サイトでは多くの農家さんが、“防腐剤・ワックス”を使用していないので、

皮まで安心との説明がなされています。

多くの消費者の方は、農薬を使っていなくて安全・安心だと思っていると思います。

下の表は『防除暦』と言って、一般的なレモンの栽培時に年間に使用する農薬

月毎に記入されています。

柑橘栽培は既に技術的に確立しているので、どこの県においても農薬の使用時期、

使用方法は大差ないと思います。

表の青色の欄が病害虫の種類、その右側に、使用する農薬が記載されています。

全部足すと、21回になります。

この表の中に、直前に散布する“防腐剤”と収穫後に使用する“ワックス

は記載されていません。

この防除暦に従って、農薬を使用する限り、法的には安心安全なのでしょう。

しかし、農薬の人への危険性や環境への影響を指摘する医者や学者がいるのも

確かです。

予防原則に基づき、特に発達時期の子供さんには、注意が必要だと思います。

畑で子育て中www

みかん山が草で凄いことになって来たので、手鎌で

みかんの木の下草を刈っていたのです。

すると、少し先の方から子犬のような赤ちゃんの鳴き声

がして、ゴソゴソ何かが動いていました。

何がいるのだろう?っと覗いて見ると、先方もこちらを

覗いていました。

狸のお母さんです。

近寄ろうとすると“ウウ~”と低い声で威嚇して来ました。

仕方がないので、その付近の草を刈らずに帰って来ました。

前の日は、雉が草の中から飛び出てきて、腰が抜けそうに

なったり、草の中に何が潜んでいるのかわかりゃしません。

もう畑がアニマルワールドになって来ちゃいました。

 

新しいレモンのご紹介で~す。

今年の春に植えたレモンの苗です。

葉っぱに“斑”が入ってるんですよ。可愛いいでしょ?

ピンクレモネード”という品種です。

その名の通り、果肉が淡いピンク色しています。

そんでもって、外皮も変わっていて、黄色と緑色の

縞模様の果実が生るのですよ。珍しいでしょ?

今年30本植えてみました。

ただ、苗の購入にあたってはかなり悩みました。

葉っぱに斑が入っているから、その分、光合成能力

が劣ってしまうので、果たして自然農法、無肥料で

育つのかどうか?自信がありませんでした。

実際に植えてみたら、案の定 春芽が出て来なかった

のです。

こりゃ厳しいなぁ~っと落胆していたのですが。。。。

春の間、じっと体質改善していたようで、夏になり

気温が高くなるにつれて、何とかうちの畑に適応して

くれて、夏芽が出てきた時には、メチャクチャ嬉しか

ったです。

そして今は秋芽も出てきて、順調に育ってくれています。

今から収穫が楽しみで~す

 

 

 

アゲハ蝶さん。もう許して~。

普通の人は春になってアゲハ蝶がヒラヒラ飛んでると、可愛らしい

なんて思うのでしょうか?

柑橘農家にとって。。。と言うか、農薬を使わない

柑橘農家にとっては、とてもやっかいな存在なんですよ。

葉っぱに白い丸い粒があるでしょ?

これが、アゲハ蝶の卵なのです。アゲハ蝶は柑橘の

葉っぱを好んで卵を産み付けるのです。

4~5日経つと卵からかえった幼虫が葉をムシャムシャ

食べちゃうのですよ。

特に葉の少ない苗木の時に何個も卵を産み付けられて、

数日ボ~っとしてると、いつの間にか、新芽を全部食べ

られちゃって、葉っぱが無くなっていることがあるのです。

なので、毎日1時間かけて苗木の卵を除去して回るのですが、

翌日行くとまた産み付けられているwwww。

もうエンドレスなんですよ。もう許して~(涙)

 

でもですね。99%の柑橘農家はこんな悩みはないのです。

最近は良い?農薬が開発されているのです。

それは“浸透移行性農薬”と言って、地面に農薬の顆粒を撒くと

植物が根から農薬を吸収して、それが茎や葉など植物全体に農薬が

移行し、植物全体が毒性を持つようになるっていう代物なのです。

だからどこを齧っても、あの世行きなのです。

しかも、これまでのように、表面に農薬を付着させるのではないので、

雨によって流れ落ちてしまうことも無く、効果が長持ちするのです。

そう考えると、アゲハ蝶も子孫を残すの大変なんだよね~。。。。