昨日の大雪が嘘のように本日は晴天となり気温が上がって絶好のマラソン日和
なりました。
スタート前、県庁前に並んでいるランナー達です。8236人が出走します。
その頃、オイラはFグループなのでまだ集合場所にいました。自己申告のタイム順に
A~Gまでグループ分けされています。僕は最後から2番めのグループです。
スタートの号砲が鳴ってから8分後、ようやくスタートラインを超えることが出来ました。
前半はそれほど辛くもなく、2時間27分でハーフの折り返し地点を通過。。。。。。。
前半は抑え気味だったので、この調子で行けば5時間を切れるかもしれないと余裕を
かましていました。
ところが折り返すとすぐに、突然足が悲鳴をあげだしました。筋肉がパンパンに張って、
痙攣を起こし始めたのです。
しばらくすると足は走れる状態ではなくなり、30Kmあたりまでひたすらコースを歩いてい
ました。
ところが30Kmを過ぎると歩くことさえも困難になって来たのです。真剣に棄権を考えました。
でもですね。沿道の声援や足を引きずりながら頑張っている他のランナーの姿を見ると
自ら棄権することはどうしても出来ませんでした。
コース上にはいくつかの関門があります。制限時間内にその関門を通過出来なければ
強制的にレースを中止させられるのです。
このまま歩き続ければどこかの関門で時間オーバーとなり、強制終了となるはずです。
せめてそうなるまでは頑張って歩き続けようと。。
ところが38.3Kmの関門も前半の貯金が効いてギリギリで通過出来てしまったのです。
しかしながら最後の40.5Kmの関門を通過するためにはこのまま歩いていたのでは
通過出来ないことがわかりました。
40Kmまで来て強制終了になるのは悲しいなぁ。。。と。
こうなりゃ、残り4Km。やれるとこまでやってみようと、最後の力を振り絞って
走り始めました。
結果、6時間という制限時間をギリギリクリアして何とかゴール出来ました。
ゴールして、ボランティアの女性から肩にバスタオルをかけてもらった時は
無事終わったんだ!っとホットして何とも言えない気持ちでした。
これが完走記録証です。情けない記録ですが、それだけしか練習出来ていなかった
ということですね。体は正直です。
来年は4時間半を目標にこれから1年かけて体づくりをしていこうと思っています。
愛媛マラソンは昨年度全国の数あるマラソン大会の中でランナーからの評価が
一番高かった大会なんですって。僕は初めてのマラソンで他の大会のことは
わかりませんが、途切れることのない沿道の方々からのご声援、そしてボラン
ティアスタッフの皆さんのサポートなど、高評価であることを実感しました。
皆さ~ん。是非、一度伊予路を走って見て下さい!はまりますよ