極早生みかんの糖度が。。。。

今年は8月の台風12号と9月の15号により、雨が例年になく大量に降ったため
8月まで順調に上がってきていた糖度が9月になって下がってしまったような
のです。
聞くところによると9月下旬で8度前後しかないとか。。。。
酸とのバランスになるのですが、9度半ば~10度は欲しいところです。
心配になって色づき始めた“極早生みかん”をいくつか持ち帰って糖度を
計ってみました。
少し小玉なのですが、なんと12度ありました。平均すると11度前後です。

大量の雨が降った後、あの手この手といろいろやった甲斐がありました。
このへんが腕の見せ所なんですよ!
え?何をやったのかって?
それは。。。。
ミカンの樹にお願いしたんです。“ミカンの実を甘くしておくれ”って。
まるで“奇跡のリンゴ”の木村秋則さんの世界ですね。(笑)
ところで、通の人はご存知かと思いますが、ミカンは小さい実ほど甘いって
知ってました?(同じ樹で比較した場合です。)
考えてみると当たり前の話なのですが、葉っぱで作られたブドウ糖は
枝になっている実にそれぞれ均等に配分されます。大きい実には大量に
小さい実には少しだけちゅう訳ではないんです。
そうなると小さい実の方が果汁に含まれるブドウ糖の比率が高くなりまよね?
だから小さい実のほうが美味しいです♪
くれぐれも見た目に惑わされて大きなミカンを選ばないように注意して下さいね。
極早生みかんは、果皮がとても薄くて中の房の皮も薄いので、とっても剥きやすくて、
食べやすいですよ。ただ病気になりやすいんです。今年もいろいろ対策をやったのですが、ソバカスがいっぱい付いちゃいました。(涙)
早く出荷したほうが高く販売できるので、皆さん青いうちに急いで出荷され
ますが、燦燦農園では味重視!美味しくなったものから販売して参りま~す。

みかんの試食

朝晩すっかり涼しくなって、すっかり秋ですね~♪
ミカンも少し色づき始めました。
今日はトカラ山羊のベー君に今年のみかんの味見をしてもらおうと思っています。
ご存知のように山羊の主食は“草”ですので、万が一美味しくないミカンなんか
を食べさせた日には大変なんです。“俺様に何を食わせるんだ~!”って暴れ回っちゃうんです。なのでちょっと緊張しています。
逆にですよ。もし、ベー君がミカンを食べたら今年のミカンは“滅茶苦茶おいしい!”って言うことなんです。
さぁ!それでは参りましょう!
ベー君今年のみかんはどうですか?

おいおい、あんまり美味しいからってちょっと食べ過ぎじゃない?
ベー君は今年のミカンは“ンメ~~”“ンメ~~”って
言ってます。(笑)

籾殻堆肥を仕込みました。

大きな被害をもたらした台風12号ですが、こちらは台風の中心が近くを通過したにもかかわらず、幸いにも台風の西側だったため雨風ともに大したことはありませんでした。
台風が来る前に大方の農家は稲の収穫を終えることが出来たようです。
今年はご近所の方からご覧のように籾殻を分けていただきました。200kg
ぐらいあるでしょうか。
就農当初、コンパネを使って、はりきって作った落ち葉堆肥の木枠を再利用しました。

籾殻はこのまま畑に撒いても長い間 姿・形を変えませんので、鶏糞を入れて発酵
させてから、堆肥として使う予定です。

野菜農家始めます。

今年から野菜作りにも挑戦します。
手始めに食事療法でレモンを買って下さっている方々にジュースに一緒に
入れていただける野菜ということで“人参”を植えてみようと思っています。
その準備として今日は“太陽熱養生処理”をしました。

簡単に言うと透明なビニールシートで覆って、畑の土をサウナ状態にして
土の中にある雑草の種をやっつけちゃおう!っていう作戦です。

今日は気温が30℃まで行ってないのですが、ご覧のように太陽熱で土中の水分
が蒸発してシートに水滴になってくっついています。
雑草の種君たちは、今日はやけに蒸し暑いなぁ~!って思っているでしょうね。
これから少しづつ野菜の栽培も広げていくつもりです。

キウイ収穫できそうです!

今年初めて受粉したキウイ(紅妃)ですが、来月には何とか収穫できそうな大きさにまで成長して来ましたよ。
もちろん農薬は使用していません。特に病害虫は発生しませんでした。

実の大きさはヘイワード(普通の緑色のキウイ)よりは一回り小さいですが、
糖度は24度くらいにまでなるそうです。

今年はまだ販売出来るほどの量の収穫はないのですが、来年こそは販売したい
で~す!