“かち歩き”って知ってます?

“かち歩き”って知ってますか?
今年も11月13日(日)に行われます。
今からかれこれ12年前にこの“かち歩き大会”に初めて参加しました。
それ以来、これまで7、8回出場して来ました。
東京を離れてからは残念ながら出場しておりませんが。。。
この“かち歩き”は新宿から青梅までの43kmを歩くのですが、
通常の歩け歩け大会と大きく異なるのが、その間一切の飲食が
禁止なんです。
というのもこのかち歩き大会は、
①健康と体力の向上
②心身の鍛練
③ 飢え、乾き、疲労の体験
④ 自己への挑戦
を目的とした、長い距離を飲まない・食べない で歩く〝自己鍛錬
の大会なんです。

11月と言ってもまだ昼間の気温が高いので、歩いているとジワーと汗が
出てきます。そんな中、6時間以上歩き続けていると35km付近で喉の渇き
と空腹でエネルギーが切れて本当に“力”が出なくなってくるんです。
ヘトヘトになってようやくゴールした時に主催者が温かい砂糖の入った甘い
お茶と、パンと牛乳を用意してくれているのですが、これがなんとも言えない
感動もんなんですよ!
最初に出たときはリタイア寸前。一緒に出場した同僚に励まされながら
何とか完歩しました。
何度も出場していると自己記録の更新が楽しみになってきます。
少しづつですが記録も上がって、最後に出た大会では、
7時間30分くらいで1,500人中300番くらいだったと思います。
“歩く禅”とも言われるこの“かち歩き大会”東京近郊にお住まいの方はどうですか?
挑戦してみては。
当日、会場で申し込んでその場で参加できますよ。
http://www.din.or.jp/~kouyuu/kachiaruki/tokyo/tokyo.html

“葛”って知ってます?

この一面草に覆われた畑をご覧ください!

この草、何だかわかりますか?
秋の七草のひとつ“クズ”なんです。
クズはマメ科の蔓性の植物です。クズ粉やクズ餅、葛切りなどの原料
になるのです。
そして初期の風邪に使われる“葛根湯”もこのクズの根を原料として
います。
うちの山羊のベー君やウサギたちもこの草が大好物で、毎日ここに来て
彼らの食糧を調達しています。
そんな大変有用な植物なのですが、繁殖力がとても旺盛で耕作放棄地
などには必ずと言ってよいほどこの“クズ“が生い茂っています。
夏場などは1日の1mも伸びるんだとか。
上の写真の盛り上がっている場所には樹があるのですが、すっかりクズ
に覆われてしまって枯れかけています。
山の樹の中にも、こういった蔓性の植物に覆われて光を遮られて枯れて
いるものが沢山あります。
一見するとただの雑草の生えている荒らした畑ですが、植物たちの熾烈な
生存競争が繰り広げられているのですね。
うちの畑は除草剤を使わずに草を生やしていますので、少し油断すると
あっという間に蔓性の草がみかんの樹を覆って来ます。
棘を持っているものや細い蔓をあちこちに巻きつけながら登ってくるものが
いるので一旦巻きつかれると取るのがとても厄介な奴らです。
人がいなくなったら、この辺一体は竹藪とクズの世界になってしまうでしょうね。

ピー助一家の寝室

夕方5時半、ニワトリ小屋をのぞくと既にピー助一家がお休みの態勢に入って
いました。
いつもこうして家族4人で並んで寝ています。
娘二人を真ん中に挟んで。

娘二人はすっかり大きくなってお母さんより大きく見えますね。
お母さんは大変厳しくて、いつも食事は一番先。娘が食べようとすると
怒ります。
お父さんはいつも一番最後。
庭を散歩していて、餌を見つけても自分では食べず奥さんや娘たちを
呼んで食べさせます。
妻子を守るためにいつも回りに注意を払っています。
とってもやさしく頼りになるお父さんです。
時々、娘の上に乗っかちゃうのが玉にキズ。(笑)

チャボのピー助に新しい恋人が出来ました!、

チャボのピー助に新しい恋人が出来たので紹介しちゃいま~す♪
さぁご覧くださ~い!新恋人の“軍手ちゃん”で~す[emoji:e-51]

あまりにも激しすぎて僕なんかは正視できません。
撮られていることに気づいたピー助カメラに向かって“何撮ってんだよ!”って怒っています。
それにしてもピー助には正室のピーちゃんと実の娘の側室の“クリーム”と
“マダラ”がいるのですけどね。
なんとも元気で羨ましい限りです。

ミカンのソバカス

木の内部など日が当たらない枝は枯れて、このような枯れ枝になります。

この枯れ枝をそのままにしておくと、いろいろ困ったことになるので
注意して取り除くようにしているのですが、なかなか全ての樹を見まわって、
取り除くのは物理的に困難です。
老木や樹勢の弱った木などは、よく枯れ枝ができてしまいます。
加えて畑の周りには自然の樹も沢山生えているので、その樹の枯れ枝も
取り除くなんてことは不可能です。
この枯れ枝、何が困るかというと一番の問題はみかん等の柑橘の表皮にできる
ソバカス(黒点)の発生源になるのです。
糸状菌がこの枯れ枝で増殖し、雨で流れ落ちて果実に付着してソバカスに
なっちゃうんです。風雨の場合は空高く舞い上がって広範囲に被害が及びます。
柑橘の品種によって、このソバカスが付着しやすいものとそうでないものが
あります。温州ミカンでは早く実が熟すものほど多く付くようです。
なので極早生みかんが最も付きやすく、晩生ミカンにはあまり付きません。
そして、最近の新品種はことさら付きやすいようです。
うちの場合は、自然に降る雨以外に、月に2回ほど“天恵緑汁”や“酵素液”
などを葉面散布するため、人工的に雨を降らせているので、なおさら
付着する機会が増えてしまいます。
その付着をできるだけ少なくするために、“納豆菌”や“放線菌”などを一緒に
散布して、この糸状菌をやっつけようとしている訳ですが、思うような成果は
残念ながら今のところ出ていません。
無農薬だからソバカスがついてて当たり前という考えには与しません。
できる限りきれいなミカンを育てるための努力は続けていきます。
それにしても今年は上手くいかなかったなぁ~[emoji:e-260]