この綺麗な模様のカミキリムシ、幼虫の間、みかんの木の中でみかんの
木の内部をムシャムシャ食べて大きくなり、成虫になって外に出てきました。
成虫になって外に出てくると、今度はみかんの幹や枝の皮をムシャムシャ
食べるのです。白くなっている所が食べられた部分です。
ぐるっと一周食べられてしまうと、その枝は枯れてしまいます。
農薬を使わない柑橘農家が一番恐れる最強の害虫なのです。
amzn.to
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就農間もない頃、上記本を買って読んでいて、とても
興味深い記事が載っていました。
有機農業をしているベテラン柑橘農家の人の話なの
ですが、隣の慣行栽培の畑にはカミキリムシがいる
のに、その人の畑にはカミキリムシがいないと言うのです。
何とも不思議な話ですが、毎年カミキリムシの被害を
受け続けているオイラはまだまだ修行が足りないんだな
ぁ~と反省しています。
先日、“カミキリムシはいねぇが~?”とナマハゲのような
形相で畑を見回っていると。。。。
地面に羽を広げた状態でカミキリムシがいたのです。
でもよく見ると上に何かが乗っています。
反対方向に回って見てみると、なんとバッタが上に
乗っかって、カミキリムシを食べているのです!!
えっ?バッタって草食じゃないの?
とお思いのあなた!
彼が知る人ぞ知る 最強の肉食バッタ!
その名も “ヤブキリ” だったのです!
ベテラン有機農家の畑にカミキリムシが何故いないのか?
答えが見つかりました。
“カマキリ”とこの“ヤブキリ”が天敵となり、カミキリムシ
を捕食してくれているのではないでしょうか?
そう信じたいです(笑)
草を生やして天敵の住みよい環境を整えることが
大切ですね(^^♪