最強の害虫VS最強の肉食バッタ

この綺麗な模様のカミキリムシ、幼虫の間、みかんの木の中でみかんの

木の内部をムシャムシャ食べて大きくなり、成虫になって外に出てきました。

成虫になって外に出てくると、今度はみかんの幹や枝の皮をムシャムシャ

食べるのです。白くなっている所が食べられた部分です。

ぐるっと一周食べられてしまうと、その枝は枯れてしまいます。

農薬を使わない柑橘農家が一番恐れる最強の害虫なのです。

就農間もない頃、上記本を買って読んでいて、とても

興味深い記事が載っていました。

有機農業をしているベテラン柑橘農家の人の話なの

ですが、隣の慣行栽培の畑にはカミキリムシがいる

のに、その人の畑にはカミキリムシがいないと言うのです。

何とも不思議な話ですが、毎年カミキリムシの被害を

受け続けているオイラはまだまだ修行が足りないんだな

ぁ~と反省しています。

先日、“カミキリムシはいねぇが~?”とナマハゲのような

形相で畑を見回っていると。。。。

地面に羽を広げた状態でカミキリムシがいたのです。

でもよく見ると上に何かが乗っています。

反対方向に回って見てみると、なんとバッタが上に

乗っかって、カミキリムシを食べているのです!!

えっ?バッタって草食じゃないの?

とお思いのあなた!

彼が知る人ぞ知る 最強の肉食バッタ!

その名も ヤブキリ” だったのです!

ベテラン有機農家の畑にカミキリムシが何故いないのか?

答えが見つかりました。

カマキリ”とこの“ヤブキリ”が天敵となり、カミキリムシ

を捕食してくれているのではないでしょうか?

そう信じたいです(笑)

草を生やして天敵の住みよい環境を整えることが

大切ですね(^^♪

何故 無肥料で作物は育つのか?

昔から「上農は草を見ずして草を取り、中農は草を見て草を取り、

下農は草を見て草を取らず」と言われています。

上農や中農の畑では、除草剤で枯らすか、鍬で削るか、鎌で刈るか

は別として、どの畑にも栽培している農作物以外の植物は生えて

いません。

農作物と雑草とが養分競合をして、農作物の育ちが悪くなるのを

恐れているのです。

こうした畑には昆虫や微生物の数も少なく、単純な生態系の中で

作物は育てられています。

一方、下農の私の畑の写真を見てください。レモンの苗木を上から

撮った写真です。

苗木の周りに草がびっしりと生えていますが、養分欠乏の症状は

全く出ていません。寧ろ雑草に囲まれて喜んでいるように見えます。

そう見えるのは私だけでしょうか(笑)。

この畑に肥料やたい肥は一切入れていません。

植物の根からは糖・アミノ酸・ビタミン類等の栄養物が分泌されて

いるため、それを求めて多くの微生物が集まって来ます。

この栄養物の中身は植物によって異なるため、集まる微生物種にも

違いが生じるのです。したがって植物種が多様になるほど微生物種

も多様になります。

植物の根圏に集まった微生物は、上述のように植物から栄養物の提供

を受けますが、その見返りとして、土壌中の窒素やリン酸などを植物

に供給し、相互に利益を得る共生関係を築いているのです。

 

微生物による作物への影響はそれだけにとどまりません。上の図を

見てください。

微生物種の豊かな土壌では、植物は単独で生きているのではなく、

植物の根は微生物の菌糸ネットワークで繋がっています。

図の植物の根と根の間のモヤモヤが菌糸です。

驚くことに、植物間においても、このネットワーク経由で栄養の

やりとりがあります。

もし、ミカンの木が何らかの理由で元気が無くなった時には、

周りの雑草で作られた光合成産物が菌糸ネットワーク経由で

供給されるのです。

このように菌糸ネットワークが発達すると植物が栄養を奪い合

うのではなく、寧ろ助け合うようになるのです。

その他、根はりが良くなったり、病害虫から守ってくれたり、

乾燥などの環境ストレスに強くなるなど、この菌糸ネットワー

クは植物にとって多くの利益を与えてくれます。

雑草は敵ではありません。寧ろ作物を育てる上での大切な

パートナーなのです。

ただ、注意が必要なのは、自然のまま雑草を生やしていくと、

セイタカアワダチソウのような強い草がアレロパシー物質を

出して、他の草の生育を阻害して、畑が一面セイタカアワダチ

ソウだらけになってしまうので、強い草は抜いて、草の多様性

を維持することが大切です。

参考図書

 

畑で子育て中www

みかん山が草で凄いことになって来たので、手鎌で

みかんの木の下草を刈っていたのです。

すると、少し先の方から子犬のような赤ちゃんの鳴き声

がして、ゴソゴソ何かが動いていました。

何がいるのだろう?っと覗いて見ると、先方もこちらを

覗いていました。

狸のお母さんです。

近寄ろうとすると“ウウ~”と低い声で威嚇して来ました。

仕方がないので、その付近の草を刈らずに帰って来ました。

前の日は、雉が草の中から飛び出てきて、腰が抜けそうに

なったり、草の中に何が潜んでいるのかわかりゃしません。

もう畑がアニマルワールドになって来ちゃいました。

 

キウイの発芽が始まりました。

今年もキウイの発芽は始まりました。

これまで、早生品種の“紅妃”の発芽が一番早かったのですが、

今年は新品種の“ジャンボレッド”が一番早く発芽しました。

蕾もしっかりついているので、今秋には初収穫できると

思います。

紅妃の大きさは80g前後が多いのですが、このジャンボレッド

は、最大150gまで大きくなるそうなので、非常に楽しみな

品種です。

 

“ホスト”になります。

言うまでもありませんが、“ホスト”と言っても ホストクラブ

のホストではありません。

ところで、

WWOOF(ウーフ)と言う言葉、聞いたことありますか?

これは、

World Wide Opportunities on Organic Farmers の頭文字なのです。

直訳すると “世界に広がる有機農場での機会” っていう事です。

いったいなんじゃこりゃ? ですよね。

具体的に書くと

「旅人が、有機農業やオーガニック的な生き方を学ぶために、農家へ

行き、短期間、家族のようになって農家の手伝いをして、その代わりに

食事と寝る場所を提供してもらう、というお金のやり取りのない交換

の仕組み。そのことで、双方が会話や文化交流を楽しみ、自分自身を

向上させていく」

という仕組みなのです。

こう書くと、単に労働力と寝食の場所の交換のようですが、実際はとても

奥が深いのだそうです。

農家と旅人は技術を教え合ったり、生活の知恵を伝授したり、将来の夢を

語り合ったり、悩みを聞いたり励ましたりと、あらゆるところで限りない

交換をします。家族のようになって相手のことを考えながら、心と心を

交流していいきます。

WWOOFは、学習の場だったり、人と出会う場だったり、人生の中の寄り

道だったり、修行の場だったり、抜け道だったりする。日々の生活の中で

ほっとできる隠れ家のようだったりします。

WWOOFには二つのグループがあります。一つは有機農業を営む農家で

ホスト」と呼ばれます。

もう一つは旅人で「ウーファー」と呼ばれます。

旅人であるウーファーの7割は20代の若者で、日本でのウーファー

登録者の8割近くが外国人なのです。中でも、アメリカ、台湾、フラ

ンスが上位3か国なのです。

WWOOFと言うお金を介さない “あげる”そして“もらう” と言う仕組

みは、お互いが相手のことを考え、相手に何かしてあげようと考えます。

そのバランスを常に考えなければならなず、ある意味とても面倒くさい

仕組みです。

だからこそ、短い期間でもその贈与と言う感情が濃厚となり、相手との

つながりが固く感じられ、この新たに発生した他者とのつながりが幸せな

気分を自然に発生するのだとか。。。。

こちらの本に詳しく書かれています。

様々な準備が必要なので、まだまだ先の話なのですが、ホストに

なるために、英語の勉強を始めたのであります。

目的があると頑張れますね!