ミカンの木の手前一面に茂っているこの草。。。。。
“ワラビ”なのです。
昨年まで、あちこちにチョコっとだけ生えていて、特に気に留めていなかった
のですが、今年は他の草を抑えて畑が一面“ワラビ”だけになってしまいました。
この“ワラビ”がみかん畑にとってどのような影響を与えるのか、とても興味が
あります。
“ワラビ”から“わらび餅”がつくられるように、ワラビの根や茎には澱粉を豊富に
含んでいます。
ブドウ糖が沢山つながったものが澱粉ですから、ひょっとしたら畑に養分を供給
してくれるかもしれません。。
それと下の写真のように枯れると葉っぱが地面を何重にも覆いつくすので、土壌
微生物にとって、良い環境を整えてくれるのではないかと思っています。
更に、一度倒すと起き上がってこないので栽培上もそれほど邪魔にはなりません。
そして何より、春先にこの“ワラビの芽”を販売すれば収入を得られるのが素晴らし
いです。(笑)
これまでの草の多様性を図ることを目指してきたのとは逆行するのですが、“ワラビ”
による草生栽培、試してみる価値はありそうです。