過食の害

ある本を読んでいたら、こんなことが書かれていました。

食べすぎは血の汚れにつながり、様々な悪しき状態を引き起こします。

米国ミネソタ大学のM.J.マレイ博士は、「飢餓が病原菌の感染に対して抑制的に働く」という論文を書いています。

・1975年M.J.マレイ博士らが飢餓のサハラ砂漠を訪れ、遊牧民に食糧を与えたところ、その食糧供給が始まってからまもなくして、突然にマラリアが発生してきたという事実。

・エチオピアのソマリア遊牧民に、飢餓のとき食糧の供給が行われると、マラリア、ブルセロージス、結核などが起こってきた。

・中世時代のイギリスにおける痘瘡(とうそう)は、貧しい人々より金持ちの人々をより多く苦しめた。

・第一次大戦中に発生したインフルエンザにおいては、十分に栄養の行き渡っている人々に最大の死亡率が示された。

・1939~45年の戦争のとき、ある過密状態にあったキャンプにおいて、低栄養状態におかれた人々が麻疹(ハシカ)やチフスに対して最低の罹患率を示した。

・極度に栄養状態の悪化している患者に、静脈から点滴により高栄養を与えると、重篤な感染症を起こしてくる例がしばしばあることがわかってきた。

こうした事象を説明するメカニズムとして同博士は「我々が食べる食物中の栄養素は、我々の身体の維持よりも病原菌の分裂、増殖の方に利用されるのだろう」と指摘しています。

つまり、

我々が生きていくのに必要最低限量以上の食物を身体の中に入れた場合、これが老廃物、余剰物となり、病原菌がはびこるための餌になるのです。

この現象は、動物にも現れます。

・インドにおいては乾季になり草木がなくなると、動物(家畜)の餌が少なくなり、動物はやせ細るが、そのとき家畜の罹患率は最低になる。モンスーンの季節になり、新しい草が茂り、それを食べて動物が太ってくると、動物の流行病が急に増えてくるのです。

                 (新・植物養生法 著 鶴見隆司より)

自然農法をはじめてわかったのですが、上記のことは何と植物にも言えるのです。

例えば、レモンを栽培していて、農薬の散布に失敗したときに、『かいよう病』という病気がかなりの確率で発生します。この病気は写真のようにレモンの果皮にお灸をすえたような黒いコルク状の病斑が出来ます。強風やレモン自身のトゲによってできた傷口から菌が侵入して感染すると言われています。

ところが、肥料を与えない自然農法では、かいよう病に罹患した果実は

ほとんど見当たりません。その他ダニやカイガラムシなどの被害も驚く

ほど減少します。(ソバカスだけは枯れ枝を除去しないと発生します。)

過食の害を植物の栽培を通じて実感しています。気をつけたいです。

 

 

防カビ剤や除草剤に注意!日本は世界の流れに反し規制緩和wwww

 輸入された農作物には、国内では使用されていない有害な農薬が使われるケースもある。 アメリカから輸入されるレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類に使用される「防カビ剤」がそれだ。収穫した後に使われる、いわゆる「ポストハーベスト農薬」といわれ、アメリカから日本まで海上輸送をする際、カビの発生を防ぐために散布される。食品の輸入事情に詳しい東京大学大学院国際環境経済学教授の鈴木宜弘さんはこう語る。「アメリカで使用される防カビ剤は、イマザリル、チアベンダゾール、オルトフェニルフェノールなど。いずれも毒性が強く、吐き気や発がんといった人体への悪影響が指摘されます。日本では、それらの農薬は消費者の健康を考慮して使用されることはまずないのに、現実にはイマザリルなどの防カビ剤に汚染された輸入柑橘類が平然と店頭に並んでいます」

なぜそんなことがまかり通るのか。

「イマザリルなどの防カビ剤は、アメリカでワックスに混ぜられて柑橘類の表面に糊塗されます。ところがそれらの農薬は、日本に輸入される際に『食品添加物』として分類されることになり、なぜか、“制限されている『農薬』ではない”という建前になり、流通が認められています」(鈴木さん)

つまり、本来は「農薬」であるものが、輸入食品の「食品添加物」として扱われることにより、規制をすり抜けるというわけだ。

© SHOGAKUKAN Inc. 提供 国内での使用は禁止されているのに輸入は認可している成分

 

このダブル・スタンダードの背景には、1970年代に勃発した「日米レモン戦争」がある。 当時、日本に輸出する米国産レモンにはポストハーベスト農薬として、日本で未許可の防カビ剤が使われていた。そこで日本がレモンの輸入に難色を示すとアメリカ政府が激怒して、日本からの自動車の輸入制限をするなどの圧力をかけてきた。

「困った日本は、防カビ剤を食品添加物として認可する苦肉の策を打ち出しました。日本の食品安全行政はアメリカの外圧に屈し、国民の健康を守るという義務を放棄していまったのです」(鈴木さん)

その結果、農薬にまみれた柑橘類が日本に氾濫することになった。問題となっているのは農薬だけではない。

「『ラウンドアップ』という除草剤は、WHO(世界保健機関)が発がん性を認めています。米カリフォルニア州では数年にわたってラウンドアップを使用してがんを発症したという男性が裁判に訴え、製造元のモンサント社に約320億円の賠償を命じる判決が出ました。

日本では草にしかかけない“除草剤”なのに、アメリカでは大豆やトウモロコシなど穀物に直接かける方法が盛んで、成分が作物に残留しやすい。そのトウモロコシや大豆を世界で最も輸入しているのは日本です」(鈴木さん)

発がん性が問題視されるラウンドアップは、EUや米カルフォルニア州など各国で使用禁止の規制が進んでいる。

「ところが日本は世界の流れに逆行し、昨年12月に厚労省がラウンドアップの残留基準を、品目によっては100倍以上に緩和しました。防カビ剤と同じく、アメリカの圧力に屈したのではないかといわれています」(鈴木さん)

※女性セブン2018年11月29日・12月6日号

奇跡の野草 明日葉

先日、農業新聞に“奇跡の野草 明日葉”という書籍の広告が載っていました。

明日葉”って。。。。聞いたことある名前だけど。

その草が“奇跡の草”という言葉に惹かれて、その書籍を取り寄せました。

明日葉は、発育が速く、摘んだ翌日には新しい葉が出るというのが、この名前の由来だそうです。伊豆七島では生命力が強い野菜として知られています。古文書には飢饉の際に、住民が明日葉で飢えをしのいだという記述があるそうで、次のような言い伝えがあります。

〇二日酔いに効く

〇化膿止めに効く

〇虫刺され、かぶれに効く

〇疱瘡にいい

精力がつく

〇胃腸が丈夫になる

〇ガンにならない

〇乳の出がよくなる

など。

明日葉を世に出したのは医師であった後藤迅幟氏です。後藤氏は精力剤の原料と

なるマムシを求めて八丈島に渡り、旅館で出された明日葉に精力剤的な効果が

あること教えられ、これを原料として「あしたば茶」をつくりました。

明日葉は驚くほど多種多様な有効成分を含んでいます。中でも明日葉特有の成分が

ポリフェノールの一種である“カルコン”で、抗菌、抗潰瘍、抗エイズウィルス作用

抗ガン作用があることが分かっています。

その他近年、大学や民間の研究所で新たな有効成分が解明されています。

本を読んでいくうちに、どうしても自分で栽培してみたくなり、大きな苗

を10株ほど入手しました。

早速、菜園に定植しました。新芽が出てきたらサラダや野菜炒めで食べて

みようと思います。

モリモリ元気になっちゃったらどうしましよう(笑)

 

 

自然農法の真菰(まこも)の収穫がはじまりました❗

この写真は、田んぼでしゃがんで稲の写真を横から撮っているように見えませんか?

これ、田んぼに立って撮っているのです。なのでこの稲は2メートルを軽く超えています。

実はこれ稲ではなく、マコモなのです。

マコモってイネ科なので、稲そっくりなんですよ。

ですから、本来は秋になると穂を出して花を咲かせて、お米のような実をつける筈なのですが、悲しいかな黒穂菌に感染してしまい、穂を出せなくなってしまうのです。

そのため、茎の根元に養分が溜まって膨らんだものが、マコモ茸と呼ばれて私たちの食べ物になるのです❗

写真の白くなっているのが、マコモ茸です。

マコモは、タケノコを優しくしたような適度の食感と、ほのかな甘味、ヤングコーンのような香りがあり、くせがなくてさっと茹でたり、グリル焼き、炒め物に向いています。僕は天ぷらが大好きです。

マコモは、食物繊維が豊富で、腸内環境を整える他、カリウムが豊富でデトックス効果があると言われています。

マコモ栽培の資料では、肥料を沢山必要とするとされているのですが、当園では農薬や肥料を一切不使用で健康に育っています。

この生命力を是非お召し上がり下さい。

日本の篤農家 須賀一男さん(3)

過去2回にわたって須賀一男さんの記事を書いてきましたが、実際にどのように自然堆肥をつくって、どのような農業をされているのか知りたくなりました。

須賀一男さんについて書かれた本『土にいのちと愛ありて』には、一男さん夫婦の自然観察、土つくり、作物栽培の実態を描く記録映画『生きている土』の撮影が行われ,昭和59年春から各地で上映された。と書かれてありました。

きっとこの映画のDVDが今でも販売されているのではないか?と調べたところ、製作した『桜映画社』で販売していることがわかりました。

早速、取り寄せました。

当時のちらしが残っていたとのことで、同封して下さいました。

鑑賞しての第一印象は、僕が想像していた畑とは全く違っていました。不耕起で草ぼうぼうの畑を想像していたのですが、実際はトラクターで耕転した農地に植物性の完熟堆肥を鋤き込み、そこに苗を植え、微生物を守るため、直射日光が当たらないように敷き草をするといった、とても手間暇かけた農業をされていました。

有吉佐和子の『複合汚染』では、一男さんの草ぼうぼうの畑を見て、有吉さんが次のように書いています。 “これ畑ですか?”私は呆然として立ちすくした。これが、どうして畑と呼べるのだろう。原っぱにしか見えないではないか。ところが、その中にうずくまって、須賀さんが白い大根を引き抜いて見せる。須賀さんの奥さんが赤い人参を引き抜いて見せる。まるで手品でも見ているようだった。。。。と。

有吉さんが須賀さんの畑を訪れたのが昭和49年、映画が作られたのが昭和58年。この9年間の試行錯誤の結果、草ぼうぼうから変わったのでしょう。       どういった経緯からなのか知りたいところですね。               そして、現在はまた変わっているのだと思います。

オイラも日々試行錯誤の連続です。っていうか上手くいかないことだらけ。。。。10年後どんな農業をしているのか?  自分でも楽しみです(^^♪

桜映画社では、他にも 『いのち耕す人々』や『天に栄える村』等々、農業関係の面白そうなドキュメンタリー映画を製作販売していますよ。