海藻を肥料に。

気圧配置が冬型になり、季節風の吹き出しで海が荒れた翌日に
海に行くと、海藻が沢山打ち上げられています。

この辺の人はこの打ち上げられた海草を集めてしばらく野ざらしに
しておくのです。

しばらく野ざらしにした後、これを畑に鋤き込んで肥料にしています。
島の長老に聞くと、昔は貧しくて畑にまく肥料も買えなかったので
船で海藻を採りに広島の方までよく行ったそうです。
考えてみると、海は山から流れ込んだ元素を豊富に含んだミネラル
の宝庫です。そのミネラルを蓄積して育ったのが海藻です。
この海藻をミネラル肥料として使わない手はないですね。
ここは島なので、周りが海ですからいくらでもタダで手に入ります。
海藻肥料は買うと滅茶苦茶高いのです。
今年は海藻の天恵緑汁を作って何度か散布しましたが、加えて来年は自分
でボカシ肥料を作りたいと思っているので、それに海藻を混ぜてミネラル
豊富な手作り肥料に挑戦します。
これからは、海が荒れた翌日は海岸で海藻集めで~す。

並木ハウスの想い出

私が大学1年生の秋、両親が大三島に帰ることになって、私は学校の近く
にアパートを借りることになりました。
駅前の不動産屋に入ってアパートを探している旨を伝えると、今でもはっ
きり覚えているのですが、不動産屋の主人がこう言ったのです。
「うるさいアパートと静かなアパートとどちらが良いですか?」と。
私は迷わずに「もちろん静かなアパートがいいです。」と答えました。
すると主人は「静かなアパートだとあなたも静かにしなければならない
ですよ。友達とか呼べませんがそれでも構いませんか?」と。
すごく迷ったあげく私は「うるさいアパートでいいです。」と答えて、
紹介されたアパートが「並木ハウス」だったんです。
並木ハウスは豊島区雑司ヶ谷の鬼子母神の近くにありました。
私の部屋は1Fの東向きの部屋で、四畳半一間で小さな台所がついていて、
風呂なし、トイレ共同で一カ月の家賃が1万4千円でした。住人は学生
が多かったです。
当時から古臭いアパートだと感じていましたが、30年近く経った今でも
昔のまま現存していて、しかも、“あること”でとても有名なアパートで
あることをつい最近知りました。
そのあることと言うのがこれだ~。 ワン・ツー・スリー♪
並木ハウス
いやぁビックリです。最近まで全く知りませんでした。
1Fの写真の左側のドアが私が住んでいた部屋です。昔は玄関の脇に、
ドラム缶が置かれていて、読み終わった新聞や週刊誌、エロ本が捨て
られていて、大変お世話になったものです。住人皆で回し読みして
いました。
豊島区のHPでも紹介されています。 雑司ヶ谷わが町
今度、東京に行く機会があったら、青春時代の沢山の想い出がつまって
いる“並木ハウス”に是非会いに行ってみようと思っています。

イノシシ8匹仕留めました。

と言っても。私が仕留めた訳ではありませんよ。
今日、みかんの収穫をしていたら裏の山から犬が鳴き声が聞こえて
きて、しばらくすると“パーン”と鉄砲の音がしました。
ハンターがイノシシ狩りに来てくれているようです。
収穫が終わって、家に帰る途中イノシシを荷台に積んだ軽トラが
停まっていたので、写真を撮らせてもらいました。
荷台の後ろに4匹。親子のようでした。


もう一台にはデカイのが3匹

“大物を山から下ろしているから、そいつも見て行って”と言われ、
しばらく待っていると下りてきましたデカイのが。
これが今日一番の大物100?超級です。マルマル太ってます。

これで、“しばらくはこの山からイノシシはいなくなるから安心
していいよ”との事。
逃したのもいるそうですが、別の山の奥深くに戻ってしばらくは
出てこないそうです。
これから2月まで、天気の良い日は毎日イノシシ猟をしてくれる
そうです。昨年は200匹以上獲ったそうです。
イノシシ君たちには気の毒ですが、本当に助かったぁと思いました。
ハンターの方たちに心からお礼を言って別れました。

今日は狩猟解禁日

今日は待ちにまった狩猟解禁日。
大三島にも沢山のハンターがやって来ました。
時々、山の方から“パ~ン”と鉄砲の音が聞こえてきます。
早く私の畑の裏山に来て欲しいです。
イノシシは生息数が一定量を超えてしまうと、獲っても獲っても
すぐに戻ってしまって減らない状態になってしまうのだそうです。
私たち農家もただ単に畑への侵入を防ぐだけでなく、獲ることを
考えなければならないようです。
私も狩猟の免許を取ることを真剣に考えていますが、実際免許を
取って、たとえば罠で捕まえたとして、自分で仕留められるかと
言うと絶対出来ないと思います。
なんたって魚釣りで針にゴカイをつけるのも苦手なのですから。。。
何人かでグループを作れればと思っています。私は罠をしかける
担当と言うことで(笑)
専門家の話によると鳥獣害の中でもイノシシ対策は猿などに
比べたら比較的簡単なのだそうです。きちんと柵を設置すれば
侵入を防ぐことは難しくないのです。中途半端な設置をするから
破られて、腹が立って悲しい思いをするのです。
と言うわけで、私も半分気持ちが折れかけていたのですが、気を
取り直して、ご覧の通りワイヤーメッシュできちんと囲い直すこ
とにしました。

ちょいとお金はかかりますが、どうせやらなければならないのなら
早めにキチンとやることにしました。

べぇ~君いまだ発情中

久しぶりに“べぇ~君”の近況を。
写真を撮ろうとしたら、顔を近づけてきたので両手で顔や
首筋をナデナデしてやったら。べぇ~君興奮してきちゃったんです。

自分のおしっこの匂いを嗅いだとたん、上唇をめくり上げて目玉を
ひん剥いて陶酔状態になってしまいました。

これって“フレーメン反応”って言うのですって。
普通は雌のフェロモンを嗅いだ時にこの反応をするそうなのですが、
べぇ~君は自分の尿で反応してしまったようです。
かわいそうですが、雄一頭なので自分で慰めてもらうしかありません。
このフレーメン反応の時の顔はとても面白い顔ですよ。