スズメバチの巣は縁起物なのです。

いつの間にか、海岸道路脇の廃屋の2階の軒先に大きなスズメバチの

巣が出来ていました。

ご覧のように10月の上旬ころまでは、活発に蜂たちが出入りして活動し

ていたのですが。。。。

スズメバチの巣

今日久しぶりに見に行ったら、巣は更に二回りくらい大きく立派になって

いましたが、蜂の姿は無くひっそりとしていました。

冬が来る前に立派な巣を作って、きっとこの巣の中で蜂たちは越冬する

のだと思っていたのです。

ところが調べて見ると、巣は1年限りなんですって。冬になると巣はもぬけの殻

となり、秋に生まれた新女王蜂だけが生き残って、土中や木の切り株の中で

越冬して、翌春に一人で一から新しい巣を作り始めるのだそうです。

だったら、こんなに立派な巣を秋口までせっせと作る必要があったのか?

と疑問に感じてしまいました。スズメバチの一生って意外と儚いですね。

昔、爺さんが玄関にスズメバチの大きな巣を吊るしていました。

スズメバチの巣は出入口が1つだけで、そこに多くの蜂が出入りするこ

とから、千客万来、商売繁盛の縁起物とされているそうです。

もう少し寒くなって、蜂たちが完全にいなくなった頃に巣を取ってきて

インテリアとして玄関に飾りたくなりました。

 

 

元肥いらなかったんだってwwwww

日本農業新聞に衝撃的な記事が載っていました!

クリックすると大きくなります。

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何ともまぁ、これまで秋に施していた元肥が無駄だったって言うのです。

ひょっとすると落葉果樹全般について言えるのかも知れませんね。

こういう事は、他にもまだ沢山あるんだと思います。

まさに、常識を知り、常識を疑え!ってことですね。

 

わずか0.1%のコメの”見た目”のためだけに、農薬が過剰に使われている。

 

斑点米

日本人の主食として大変なじみ深いコメ。ところが、カメムシが稲もみの汁を吸うことで生じる「斑点米(着色粒)」の混入でコメの等級が落ちるため、水田に繰り返し農薬が散布されているという。

1000粒に2粒混入しただけで等級ダウン

米「カメムシの防除は、農薬の過剰使用を農家に強いている。斑点米の被害よりも、農薬散布の薬剤代の方が高い」

そう指摘するのは秋田県大潟村のコメ農家、今野茂樹氏だ。

コメを市場に流通させるには、農産物検査法に従って検査を通す必要がある。コメは「農産物規格規定」に従い、変形や欠け・割れなどをともなう「被害粒」や異物の混入が許容されているが、カメムシが汁を吸うことで米粒が黒く変色する「斑点米」については特に許容値が厳しい。

1等米の場合、被害粒や異物などの上限は15%だが、そのうち「斑点米」はわずか0.1%。つまり1000粒に2粒混じっただけで等級が落ちてしまう。1等と2等の価格差は玄米60kg当たり600~1000円。米価の下落に悩む生産者には大きな差だ。

そのため、農家はカメムシによる斑点米が出ないよう、田んぼに殺虫剤を散布することになる。とりわけネオニコチノイド系農薬は、ミツバチ大量死の原因ではないかと疑われ、さらに人への健康被害も懸念されている。

有機農家「農薬はカメムシの天敵まで殺してしまう」

そもそも農薬散布によるカメムシ防除は効果があるのか。栃木県野木町の有機稲作農家、舘野廣幸氏は「多くの水田で毎年農薬が使われているが、害虫は一向に減らない」と指摘する。そればかりか「農薬が害虫を増やしている」と言い切る。

舘野廣幸氏

舘野氏によれば、害虫を殺すために農薬を使うことで、害虫の天敵であるトンボ、クモ、カエルなども死ぬ。しかも「カメムシは水田の外からやってくるので意味がない」そうだ。農薬散布で天敵は減り、むしろ害虫が住みよい環境となる。

舘野氏は「カメムシを防除するには、農薬に頼らずとも田のあぜの雑草を5cm程度に刈るだけで良い」と指摘する。

「斑点米」は食べても無害。単なる見た目だけの問題

コメの生産者や市民らで作る「コメの検査規格の見直しを求める会」は今年6月、農産物検査法の斑点米規定をなくすよう農水省に要望。これに対して同省生産局長は「斑点米の規格は消費者のニーズによるもの」と答え、見直す考えを否定した。

このように非常に厳しく設定されている斑点米規定だが、輸入米については1%、つまり1000粒につき10粒まで許容され、国産米のような等級分けもない。同会は「ダブルスタンダードだ」と批判している。

斑点米は色彩選別機で分別でき、万一食べても無害だ。これは見た目だけの問題で、味にもまったく影響がない。市民団体「反農薬東京グループ」の辻万千子氏は「国民の知らないところで制度が作られている」と話す。わずか0.1%のコメの”見た目”のためだけに、農薬が過剰に使われている。私たちは食を支える農業の実情に、もっと関心を持つ必要がありそうだ。

<取材・文/斉藤円華>

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今秋、赤とんぼを全く見ませんでした。

恐らく、当地の水田でもネオニコチノイド系農薬が使われて、ヤゴが死んじゃってる

のでしょうね。行政は斑点米の規格は消費者ニーズによるものと言ってます。

消費者の皆さんが変わらなければ、農家はこの危険な農薬散布を止められないでしょうね。

蝶々 大嫌い!

今年はじめてカリフラワーを育てています。

白に黄に紫と様々な品種を植えています❤

ところが。。。。。

ご覧のように葉っぱを虫に食べられて何ともなりませ~ん(涙)

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この犯人は主に紋白蝶の幼虫たちなのです。

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今日も50匹くらい幼虫を捕まえたのですが、もう11月の中旬になろうか

というのにまだ、紋白蝶が沢山 菜園を飛び回っています。

蝶って春だけじゃないのですね。

捕まえる端から卵を産みつけていくのですから捕まえても捕まえても

全く終わりませ~ん。

アブラナ科が特に大好きなようです。

ひらひらと舞うように飛ぶ蝶々とってもカワイイですね。

でも大嫌いになりました。 来年はネットで覆います。

有機野菜はやはり「おいしくて健康的」、英米の研究で

とっても嬉しい記事を見つけました!是非読んで下さいね。
有機野菜はおいしくて健康的

http://nationalgeographic.jp/nng/article/20140811/411218/index2.shtml
有機栽培の野菜は、農薬を使う従来の野菜に比べ、いくつかの点で栄養的にすぐれているとする研究が2014年7月、イギリスの科学雑誌『ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ニュートリション(BJN)』に掲載された。2012年に「有機野菜は従来野菜より栄養的に勝る点はない」とする研究が発表されて大きな話題となったが、実際にはむしろ有機野菜のほうが「おいしくて健康的」であることが証明されたかたちだ。

論文を発表したのは、アメリカ・ワシントン州立大学のチャールズ・ベンブルック教授とイギリスの研究者ら。同教授らは共同で343本の論文を分析、従来野菜に比べ有機野菜には抗酸化物質が18~69パーセント多く含まれていると結論付けた。大まかに言うと、普段の食生活で有機野菜を食べるようにすれば、毎日2皿分多く抗酸化物質を摂取できることになる。

有機農法では、従来の農法で広く普及している化学農薬は使われない。さまざまな害から守ってくれる農薬がないことで、有機栽培の野菜は、みずから抗酸化物質と呼ばれる化合物をより多く作り出し、ダメージと戦う。その野菜を人間が食べたとき、抗酸化物質は、今度はわれわれの体をダメージから守ってくれるのだ。

さらにすばらしいのは、農薬を使わずに有機栽培で育てられた植物は、味も良くなること。BJNに掲載された研究によると、抗酸化物質の濃度が高いと、食物がもつ人間の感覚器を刺激する性質(味、香り、舌ざわりなど)が変化し、またわれわれが食物独自の味わいを感じ取る感覚にも影響を与えるという。

ベンブルック教授は言う。「いわゆる『テロワール(地理や地質や天候など、作物を取り巻く生育環境全体のこと。作物の出来に大きく影響するとされる)』という概念はもともと、地域に特徴的な生物学的ストレスや、ストレスに対する植物の反応の仕方に影響を与える土壌のタイプを表現するために生まれたものです。植物がストレスに対抗するために体内で作る化学物質は、その植物特有の味となります。もっと風味の濃い野菜が食べたいという声は多く聞かれますから、有機栽培によって果物や野菜の風味が増すというのは、まさに朗報でしょう」

また従来農法の土壌には通常、合成肥料の窒素が高濃度で含まれており、植物は手軽にすばやく使えるエネルギーとしてこれを消費することで、果物や野菜の内部に糖やでんぷんをたっぷりと作り出す(糖とでんぷんは、普段の食生活ではめったに不足しないだろう)。かわりに犠牲になるのが、風味をより豊かにし、健康を増進してくれるはずの抗酸化物質だ。この研究ではまた、有機野菜は通常の野菜に比べて、カドミウムと金属汚染物質の量が50パーセント少ないこともわかっている。

同研究の必要経費42万9000ドルを調達するのは、イギリスだからこそできたことだとベンブルック教授は言う。「アメリカでは無理でしょう。イギリスでは資金提供者が、食の安全性や栄養価について正しい情報を求めているのです」

とはいえ、有機野菜はいまや350億ドル規模の成長産業となっており(大手スーパーのウォルマートまでが有機食品大手と契約し、通常よりも大幅に安い価格で有機食品を販売することになった)、状況はこの先、変わっていくかもしれない。より多くの消費者が食品の品質についての科学的な情報を求めるようになれば、われわれはより真実に近づくことができるだろう。

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農薬や化学肥料を使わない農業をやっていますが、時々ここで化学肥料を使って

即効的に肥料を効かせたい!!とか。農薬を使って病気や害虫を防ぎたい!!って

思うことがあります。

まるで手足を自ら縛って農業をしているようで、思うように行かない時は本当に悩んで

しまいます。

でも、こういう記事を読むと、グッと我慢してやってて良かったって思います。