“踏ん張って”行きませう!

一見、何の変哲もない“デコポン”の樹です。
今年も元気に実を生らせてくれています。

ところが、根もとを見ると。。。。ご覧の通り。

写真には写っていませんが、樹の反対側はそげ落としたようになっちゃってます。
根もとがこんなになっちゃていても元気に実を生らせているのです。
こんなになる前に枯れちゃう樹がほとんどなのですが。。。。
まさに“踏ん張っている”という感じですね♪
新たな年に向かって、このデコポンの樹のように、“踏ん張って
行きましょうね!

岩場の松の不思議

海岸端の道路を走っていると、岩場に松が生えているのをよく見かけますよね。

何でこの松枯れないで育ってるんだろう?って気になって。。気になって。。
眠れなくなちゃうんです。
塩による塩害のことよりも、いったい養分をどこから得ているのかが不思議なのです。
独立栄養生物である植物は“水”と“二酸化炭素”そして“太陽光”および“無機養分”によって
光合成により有機物を合成しています。
しかし、この無機の養分が不足すると光合成が出来なくなってしまうのです。
山の樹ならばともかく、この何もない岩場のどこから“無機養分”を調達しているので
しょうか?
ひょっとして海水?
調べてみると、岩に含まれている養分を利用しているようなのですが、松の根だけではこれを利用する力が無いので、“菌根菌”という微生物と共生することによって、松は岩場に含まれる無機養分を受け取り、微生物は松から光合成により出来た有機物を受け取っているのだそうです。
この共生関係は植物が海から陸に進出した太古の昔から続いているそうですよ。
この菌根菌。土壌が過栄養の状態時には繁殖できないそうで、更に農薬によって死んでしまうので、今の多くの畑ではこの菌との共生は出来ていないのです。
と言うことはうちの畑では共生できる条件が揃っているということですね♪
早く増えて共生してくれないかしら。。。

柿泥棒は誰だ!

先日、皮を剥いて干していた柿ですが、ご覧のように食いちぎられて
います。
吊るした一番下の列が集中的にやられて、ほとんど無くなっています。

そこで、その犯人を捕まえようと、今流行の監視カメラの映像を調べた
ところ、犯人がわかりました。

何と我が家の鶏たちです!
一番下の列を食べ尽くした後、二段目の列を食べ始めています。
おまけに上の方の列はスズメが食べちゃっています。(涙)
樹に生っているミカンを食べられると感情的になってしまいますが、
柿は私たち家族が食べる分は十分にあるので、このままにしておいて
鳥達と自然の恵みを分かち合います。

必殺!石垣崩し。。。

今年は、イノシシによってみかんを食べられたり、樹を折られたりといった
直接的な被害はほとんど無かったのですが。。。。
ご覧のように、畑の石垣を崩しています。もうあちこちの畑でやってくれ
ちゃってます。

餌があまり無くて苛ついていたのかも知れませんね。
狩猟が解禁となって、今年も猟師さんが獲ってくれているようですが
どうやら生息数は一向に減っていないようです。
生息数が一定数量を超えてしまっているため、獲っても獲っても減らいない
状況に陥ってしまっているのでしょう。
かくなる上は農家自身も狩猟免許を取って、減らすことをしない限り、
毎年毎年悩まされ続けることになると思います。
よっしゃ~!来年は狩猟免許を取ったるぞ~![emoji:e-257]

軍手がハリネズミ

畑が“泥棒草”だらけで軍手がすぐにハリネズミのようになってしまいます。

ズボンにも上着にもそら~もうアチコチ付いちゃってます。(涙)
毎年悩まされるので、今年は遅い時期に一回草刈りしたのですが、彼らの
生命力って凄いですねー。子孫を残そうといつの間にやら花を咲かせてます。
家に帰るとこの種がアチコチでポロポロ落ちて、絨毯や炬燵の布団にくっつ
いちゃって。。。。。怒られるんです。[emoji:e-260]