穏やかな海

今日は冬型の気圧配置も緩み穏やかな一日でした。


ご覧の通り、海も穏やかで波もほとんどありません。
久しぶりに息子と浜辺に行き、石を海に投げて何回跳ねるか競争
しました。
10回跳ねてお父さんの勝ち!! [emoji:e-257]

孵化プロジェクト 第3弾

孵化プロジェクト第3弾を始めました。
今回はピーちゃんの卵を孵化させます。


予定では3月初旬に、かわいい雛が誕生する予定ですが、温度が安定
しないので、難しいかもしれません。
さて、久しぶりにピー助夫妻の近況をお知らせします。
相変わらずミカンに目が無くて、私がミカンを持ってベンチに座ると
すぐに膝の上に乗ってきて、きれいに1個たいらげちゃいます。


息子の膝の上に乗って来たので抱きしめてやると、じ~っとしています。


その後、次第に足が熱くなって、鶏冠の色が薄くなり、眠くなってしまった
ようです。大きくなっても雛の頃と変わりません。

ご注文有難うございます。

就農して1年半、自信を持って販売できるミカンが出来るまでは直販は
しないつもりでした。
なので、このブログにも販売に関することは載せていませんでした。
にもかかわらず、学生時代の友人や仕事でお世話になった方々から
ご注文を頂きました。
中には会社の贈答用に使って頂いたり、


今回初めて自分自身で最初から最後まで手掛けたミカンを直接お客様に販売
するにあたって、ご満足頂けるのか 不安でいっぱいでした。

土壌分析しています。

収穫が終わった畑の土を持ち帰って、土壌分析をしています。
何か理科の実験みたいでしょ?


新米農家の私にはミカンの樹が何を伝えたいのか、残念ながら聞くことが
出来ません。
葉っぱが下向いて元気がない。葉の色が薄くなってきた。葉が枯れてきた。
等々。
樹は様々な合図を送ってくれますが、樹の中で何が起こっているのか、
土の中がどうなっているのか、全くわかりませんでした。
肥えが足りないのかしらん?
と言うことで、取りあえず配合肥料を施すのですが、良くなるケースも
あれば、そうでないケースもあります。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。
昨年は樹が何を伝えているのかわからぬまま、悶々とした日々を送って
いました。
そんな中、ある有機農業の研究会に入会したことによって、植物がどの
ように体を作り、土の中では何がおこっているのかを学ぶことが出来ま
した。
よく言われる “土作りの3要素”である物理性・生物性・化学性のうち
化学性については、この土壌分析によって把握することができます。
この土壌分析の結果を基に施肥設計を行うことによって、樹が元気よく
光合成を行える環境を整える第一歩にしたいと思っています。(まだまだ
勉強しなければならないことが沢山あります。)
1日も早く樹の声をちゃんと聞けるようになりたいものです。
樹が元気ないと本当に悲しいんです。

ブラックみかん

世にも珍しい“ブラックみかん”です。
今期はすべての畑、すべての品種の柑橘に、こやつが出現しました。
被害は収穫した柑橘の5%以上にのぼります。


実はこれ、“スス病”と言う病気なんです。
煙突の中に入れた訳でもないのに、黒いススが付くなんて不思議ですね。
原因はアブラムシやカイガラムシの排泄物を餌として病菌が繁殖して
こうなっちゃうそうです。
そう言えば、夏前にアブラムシが大量に発生して困った事があったっけ。
アブラムシは食器用洗剤と食用油を混ぜた液で退治しましたが、収穫前
になってこんな2次被害が発生するとは。。。。
このスス、濡れたタオルで拭くと、ある程度落ちるのですが、凹んだ
ところに入ったススが取れなくて。。。。残念ながら中身はなんとも
ないのですが、表面がこうなってしまったみかんは、生食用では販売
できませ~ん。
来期は、石灰を使って防げないか調査中です。