落ち葉堆肥を作ってみました。

百姓たるもの堆肥ぐらい自分で作ってみなければ!と
昨年暮れ、落ち葉堆肥を作ってみることにしました。


倉庫にあったコンパネ4枚を使って落ち葉を入れる枠を組み、小学生の息子と神社の境内に行って落ち葉を集めて来ました。アルバイト代1回100円で雇いました。
写真の落ち葉は1回目に集めた分です。全部で3回集めに行きましたので写真の3倍の落ち葉を枠に投入しましたが、米糠を加えて水をかけながら踏み固めると、コンパネの高さの半分程度にしかなりません。
もう少し集めたいとこですが、結構し・ん・ど・い・んですよ。。。。。と言うことで今回は3回で妥協してしまいました。
その後何回か切り返しを行なうと、3月頃には落ち葉の色が黒く変色し、なんとか腐葉土になったようなので、バークたい肥と一緒にみかんの樹の根元に施用しました。
しばらくすると、堆肥の下にミミズなどが集まってくるのでしょうか。それを食べにおそらく猪だと思うのですが、樹の根元をくしゃくしゃに掘り返してしまっています。
まぁ。。耕してくれているので、樹にとっては良いのやら悪いのやら????
収穫時の食害のこともあるし、そろそろ防護柵の設置も考える必要がありそうです。

ブラッドオレンジの“モロ”を接ぎ木しました。

先月、農業大学校の“担い手支援塾”で一緒に勉強していた友人からブラッドオレンジの“モロ”種の穂木を頂いたので接ぎ木に挑戦しました。
ブラッドオレンジは、その名のごとく“血みかん”と呼ばれ、赤い色素を生じるオレンジで、イタリアでは今でもブラッドオレンジが主流なのだそうです。「モロ種」は、シチリア島東部、エトナ火山の麓に広がるカターニア平原だけで育つ、真っ赤な果肉を持った珍しいオレンジの一種です。


支援塾で“芽接ぎ”の実習のときに穂木の切り方は習っていたので、独力でやってみるつもりでしたが、これまで育てた大切な樹を切って接ぐので、失敗は許されません。。。。 近所の小父さんに教えて頂くことにしました。
穂木の切り方は、なかなか難しいですね~。深く切りすぎたり、カーブしたりして何度もダメ出しされました。そう言えば、支援塾の実習でも10個作って1個しかOKもらえなかった事を思い出します。
手取り、足取り教えてもらいながら、何とか10本の木に接ぎました。無事芽が出るでしょうか?
独力でやってたら、おそらく接げなかったでしょうね。
これまで、本を読みながら独力でやってきたのですが、必要な時は周りの人の力を借りようと思いま~す。

みかんの花が咲き始めましたよ。

昨年6月に就農したので、みかんの花が咲くこの時期の畑を見るのは初めてなのですが、一年中で一番良い季節ですよ。
暑くもなく寒くもない心地よい気候の中、みかんの花の甘い香りに包まれているとついつい昼寝をしたくなりますね。
なんたってまだ“蚊”がいませんから安心して眠れます。


花が咲きだすとその蜜を求めて、蜜蜂が飛び回っています。何十匹か何百匹かわかりませんが、蜜蜂たちの“ブーン”という羽音が輪唱のように。。。と言うか、畑全体が“ブーン”とざわめいてる感じがします。ですが決して不快ではないんです。
防除指針によると、この時期、花の蜜を求めてくる昆虫の中には、花の中にある将来みかんになる部分に傷をつけちゃう虫がいて、それを避けるために防除をすることになっています。そうすると蜜を集めている蜜蜂たちにも影響があるそうです。
今回、うちの畑では訪花害虫防除はやりません。それが果実にどのような影響を受けるのかわかりませんが。。。。。
農薬や施肥のことを含めて農園の経営方針について、一周年を迎える前に一度きちんと方針を立てなければならないと思っています。
結構悩んでいます。

キウイの灌水設備を作りました。

キウイは夏場の水遣りが重要なのだそうです。
畑には昔、みかん畑だった頃に祖父がドラム缶を埋めて作った小さい貯水槽があるのですが、それでは足りなさそうなので貯水設備を作ってみることにしました。


ヤフオクで200?入るポリドラムを格安で(但し、運賃が高い[emoji:e-259])落札できたので、それを段々畑の上の段に10本つなげて置き、その上に雨水を溜めるために単管パイプと垂木クランプと波板で屋根をつくりました。それに雨樋を取り付けて完成です。
10本まるまる溜まれば2トンの水になります。ただ、現状の屋根は2m×4mの8?しかなく、雨が降ってもあまり溜まりません。屋根をもう少し長く作る必要がありそうです。
梅雨に入る前には増設工事をしたいと思っています。
百姓って、その字の如くいろんなことをするんですね~。一年前の自分からは全く想像できない事をしています。


ドラム缶がまっすぐ並んでないですね~いかんいかん。