“絵描き虫”にやられちまったんです。

今年は表年と言ってみかんの実が沢山なる年なんです。
そして、来年は裏年でみかんがあまり実らない年。
1年毎に成る、成らないを繰り返すことを“隔年結果”と言います。
生産者の立場からすると、当然毎年コンスタントに成って欲しい訳です。
そこで、表年の今年沢山成っている実を小さい内に、もいでしまって、夏芽を吹かせる事によって、その芽が母枝となり、来年もちゃんと実が成るようにしたんです。
そうやって夏芽が無事発生して、来年も安心と思っていたら。。。。
ご覧の通り。(拡大して見てください。)


葉っぱにミミズが這ったような跡があるでしょ?
これ“ハモグリガ(絵描き虫)”と言う蛾の幼虫が葉の中を食べて歩いた後なんです。
折角夏芽を吹かしても、こうなってしまっては来年の母枝にはなりません。
おまけに、食べられた傷口から“かいよう病”の菌が入ってしまう恐れがあるのです。
ほとんどの夏芽がやられてしまいました。
いやぁ~。また一つ勉強させてもらいました。
来年は同じ失敗はしないぞ!
っと、強がってみるも薬以外に名案浮かばず。。。。。

出た! 家蜘蛛!!

出た!
もうそろそろお目にかかるのでは?
と思っていたら。。。。
出て来ました。“家蜘蛛”
まだ小さくて、赤ちゃんが手を広げた程しかありませんが、存在感は十分にあります。


不思議なのが、うちの奥さん。
ゴキブリを見ても大騒ぎするのに、この蜘蛛をみても平然としています。
それは、この蜘蛛が大嫌いなゴキちゃんを捕まえてくれるからです。
大きくなると大人が手を広げた位になるんですよ。
我が家では、益虫として大切にしています。

ソルゴー立派になりました。

梅雨の雨を吸ってソルゴーがこんなに大きくなりました。
この分だと台風が来る頃には、立派な暴風垣となって活躍してくれそうです。


この畑に植えてある“まりひめ”と言う品種は“かいよう病”にとても弱いので風が大敵なんです。
ソルゴーは緑肥として使えるので、暴風垣の役目が終わったら畑にまいて肥料になります。有用な植物です。
話は変わって。。。。
少し前までは、畑にいると鶯のさえずりがとても心地よかったのですが、ここのところ俄かに騒がしくなってきました。
そうです。蝉が羽化したのです。
ご覧の油蝉は羽化間もなかったのでしょう。まだ飛び立つ準備ができていなかったのかツンツンと突っついても逃げません。それで記念撮影と相成りました。


それにしても、ツクツクボウシの鳴き声は忙しないな~。

孵化プロジェクト再始動しました!

孵化プロジェクト第二弾始動しました!
今回は烏骨鶏ではなくチャボです。
なんと天然記念物です。
尾羽がピンと立ってる姿がとてもチャーミングなんですよ。
御覧ください!
完成した手作り孵卵器2号です!(ご覧ください!と言うほど大したものではないですが。。。)


一号器は段ボール製だった為、外気の影響を受け温度が安定しないという
欠点を修正し、今回は発泡スチロール製です。(スーパーに行ってもらって来ました。)


底には籾殻を敷いています。
ただ、サーモスタットの関係なのでしょう、2~3度の範囲で温度が上下しています。
こまめに転卵して、うまくいけば今月末には、かわいい雛の誕生です!

自家製発酵酵素液が。。。。

デジカメが故障中なので、写真を載せられないのですが、6ヶ月間熟成中だった自家製発酵酵素液なんですが。。。。。
万田酵素ならぬ“燦燦酵素”なんですが。。。。
おいしいみかんを作るための秘密兵器だったのですが。。。。
この前久しぶりに蓋を開けたら。。。。。。
腐ってました!

思わず胃の中が逆流しそうな恐ろしい臭いです。
おまけに中で白いものが沢山蠢いています!
“やっちまったぁ”“勘弁してくれよ~”などと一人でブツブツ呟きながら、しばし呆然となってしまいました。だって何十種類の材料が入っていたんですよ。ミキサーで細かくして手間かかったんですから。(涙)
気を取り直して裏庭の隅に穴を掘って泣く泣く埋めました。
冷静になって考えて見ると、発酵も腐敗も“微生物による有機物の分解”と言う同じ現象なんですね。
その結果が人間にとって良いものなのか、悪いものなのかと言う違いに過ぎないんです。
どこかで変な菌が入ってしまったんですね。
今度は衛生面に注意して、また一から作りま~す!こつこつと。