“ホスト”になります。

言うまでもありませんが、“ホスト”と言っても ホストクラブ

のホストではありません。

ところで、

WWOOF(ウーフ)と言う言葉、聞いたことありますか?

これは、

World Wide Opportunities on Organic Farmers の頭文字なのです。

直訳すると “世界に広がる有機農場での機会” っていう事です。

いったいなんじゃこりゃ? ですよね。

具体的に書くと

「旅人が、有機農業やオーガニック的な生き方を学ぶために、農家へ

行き、短期間、家族のようになって農家の手伝いをして、その代わりに

食事と寝る場所を提供してもらう、というお金のやり取りのない交換

の仕組み。そのことで、双方が会話や文化交流を楽しみ、自分自身を

向上させていく」

という仕組みなのです。

こう書くと、単に労働力と寝食の場所の交換のようですが、実際はとても

奥が深いのだそうです。

農家と旅人は技術を教え合ったり、生活の知恵を伝授したり、将来の夢を

語り合ったり、悩みを聞いたり励ましたりと、あらゆるところで限りない

交換をします。家族のようになって相手のことを考えながら、心と心を

交流していいきます。

WWOOFは、学習の場だったり、人と出会う場だったり、人生の中の寄り

道だったり、修行の場だったり、抜け道だったりする。日々の生活の中で

ほっとできる隠れ家のようだったりします。

WWOOFには二つのグループがあります。一つは有機農業を営む農家で

ホスト」と呼ばれます。

もう一つは旅人で「ウーファー」と呼ばれます。

旅人であるウーファーの7割は20代の若者で、日本でのウーファー

登録者の8割近くが外国人なのです。中でも、アメリカ、台湾、フラ

ンスが上位3か国なのです。

WWOOFと言うお金を介さない “あげる”そして“もらう” と言う仕組

みは、お互いが相手のことを考え、相手に何かしてあげようと考えます。

そのバランスを常に考えなければならなず、ある意味とても面倒くさい

仕組みです。

だからこそ、短い期間でもその贈与と言う感情が濃厚となり、相手との

つながりが固く感じられ、この新たに発生した他者とのつながりが幸せな

気分を自然に発生するのだとか。。。。

こちらの本に詳しく書かれています。

様々な準備が必要なので、まだまだ先の話なのですが、ホストに

なるために、英語の勉強を始めたのであります。

目的があると頑張れますね!

 

ブルーベリーが落葉しないwwww

今年は暖冬ですね。

下の写真は自然農法で育てているブルーベリーの苗

なのですが、ご覧のように、落葉果樹であるブルー

ベリーが落葉せずに未だに葉っぱがたくさん残って

います。

そして今頃、紅葉が始まっています。

一方、こちらのブルーベリーは蕾が膨らんで来ています。

なんか、もう春間近って感じです。

大寒のこの時期に、秋と春が同居してるという

とっても不思議な光景が広がっています。

どうなっちゃうのでしょう?

新しいキウイを収穫しました!

一つ目がこれ。

外皮が黒くてコンクリートの上で撮ったので、石ころ

みたいで、美味しくなさそうですが。。。

形がリンゴのような形をしている

アップルキウイ”です。

2年目の今年20個収穫出来ました。

追熟して輪切りにしてみると、中はご覧のように

黄色系です。

味は、甘くてクリーミーで、とても美味しいです

うちの嫁さんも大絶賛でした!

紅妃に次いで当園の主力となる品種だと確信しました。

二つ目がこれ。

お尻がとがっていて、どんぐりのような、涙のしずく

のような形をしている。

東京ゴールド”です。

今年は10個収穫出来ました。大きさは通常の半分以下

のサイズにしか、成長させることが出来ませんでした。

追熟して輪切りにしてみると、中はご覧のように

これも黄色系です。

ちゃんと成長できなかった為か、糖度が低くて、

味はイマイチでした。来年に期待です。

来年は3種類のキウイを販売できそうです(^^♪

そして。。。

再来年は6種類を予定していま~す♬

 

畑に傘がい~ぱい。

涼しくなって、適度な湿度に恵まれたからでしょうか。

畑のあちこちに、キノコが生え始めました~!

もう~うれしくて!うれしくて!

食べても大丈夫かしらん?

僕がなんで喜んでいるかと言うと。

畑にキノコが生えて来るのは、土壌にそれだけ有機物が豊富にある

ってことなのです。

キノコの食生活は、枯れ木や枯れ草などの植物の遺体中のリグニンや

セルロース等の難分解性の物質を分解して、体内に取り込んで養分と

しています。

その過程でリグニンを代謝して出来た腐植酸を土壌に蓄積してくれます。

つまり、キノコが分解しにくい有機物を分解して畑を肥やしてくれている

という事なんです!

持続的農業を行う上で必要な自然の循環が、一歩前に進みました。

 

自然農法のキウイ“紅妃”今年も豊作です!

昨年はカメムシが蕾や幼果に穴を開けるので、不安で摘蕾や摘果を

十分に行うことが出来ず、その結果、小さい果実ばっかりになって

しまいました。

大反省して、今年は早めに摘蕾・摘果をちゃんとやったので、

そこそこ大きめの果実が、沢山生ってくれていますよ。

それにしても、このキウイ君たち肥料あげていなにのに、本当に元気

なんです!

毎年、過繁茂になっちゃうくらいに、新芽をグングン伸ばしてくれます。

思えば、このキウイの存在があったからこそ、無肥料でも育つんだと、

確信してこれまで自然農法を続けることが出来ました。

そんな生命力抜群のキウイ君たち、もう直ぐ収穫が始まりま~す。